地域密着型の地下水保全活動に参加したNOK社員たちの稲刈り体験
NOK株式会社は、熊本県阿蘇市において地域の地下水保全活動「水田オーナー制度」に7年連続で協賛しています。この度、NOKの社員とその家族50人が熊本県菊池郡大津町の水田で行われた稲刈りに参加し、夏に植えた稲の収穫を体験しました。
地下水保全の重要性
「水田オーナー制度」は、地下水を育むための重要な取り組みです。これは、生産者と企業がオーナー協定を結び、米作りを通じて地下水を保全することを目的としています。NOK熊本事業場は毎年この制度に参加し、737㎡の水田でお米を育てています。今年収穫した米の一部は、熊本市のフードバンクや「熊本ヴォルターズ」に寄付される予定です。
稲刈りの日の様子
10月11日に行われた稲刈りは、天候にも恵まれた秋晴れの日でした。NOK社員とその家族は、生産者から鎌の使い方を学んだ後、実際に稲を刈り取る体験をしました。参加者の中には、田植えから続けて参加している子どもたちも多く、稲穂の姿を見て感慨深そうにしていました。
古閑仁美氏が開会式で挨拶し、地下水保全の重要性を語った後、参加者たちは約1時間にわたって収穫を行い、農業の大変さを実感しました。大晴れの中、家族同士で交流を楽しみながら、貴重な経験を共有する姿が見られました。
参加者の声
参加者は自身の体験について次のようにコメントしています。
- - 堀江聡さん: 「娘と共に毎年参加しているこのイベントで、子どもの成長を実感しました。水田が育む地下水の重要性を理解する貴重な機会となっています。」
- - 内柳成道さん: 「初めての稲刈り体験でしたが、息子が無我夢中で稲を刈る姿を見て感動しました。また参加したいです。」
- - 室屋聡太さん: 「自分よりもずっと早く稲を刈っている同僚たちを見て、農業の大変さを改めて感じることができました。」
地域貢献への取り組み
NOKは地下水の重要性を認識し、水を大切にするサステナビリティ活動を推進しています。製品の製造過程でも良質な水を使用し、地域の水質保全活動にも参加しています。また、フードバンクへの寄付や地域の草原保全活動などに積極的に取り組んでいます。
NOK熊本事業場では、今後も地域と協力しながら地下水保全に貢献していく予定です。地下水は地域の生活や産業にとって不可欠な資源です。これからもNOKは地域の環境保全活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて努力を重ねていきます。
まとめ
NOKによる地下水保全活動は、地域住民とのつながりを深めるだけでなく、次世代に自然環境の大切さを伝える貴重な機会ともなっています。NOKの社員たちは、水田オーナー制度を通して、自然との共生の重要性を学び、未来に向けて地域を守る力を育んでいるのです。