宇宙ビジネスの基礎を学ぶ
2025-07-08 17:27:33

日本初の宇宙ビジネス基礎研修プログラム「SPACETIDE Academy」開校

宇宙ビジネスの未来を支える新たな教育の場



2023年より、宇宙ビジネスの急成長に伴う人材不足が深刻な課題となっている中、一般社団法人SPACETIDEが東京・虎ノ門にて宇宙ビジネス基礎研修プログラム「SPACETIDE Academy」を開校しました。このプログラムは、日本初の業界横断型宇宙ビジネス研修として注目を集めています。

宇宙産業の成長と人材育成の必要性


国際宇宙ビジネスカンファレンス「SPACETIDE 2025」におけるパネルディスカッションで、SPACETIDE Academyが発表されたことは、まさに宇宙産業の未来に向けた新たな一歩です。宇宙ビジネス市場は、2023年の約95兆円から2035年には250兆円超に拡大すると予測されています。この成長には、業界全体での即戦力となる人材の確保と育成が不可欠であり、そのために宇宙特有の専門知識を学ぶ機会が求められています。

SPACETIDE Academyの概要と特徴


SPACETIDE Academyでは、2025年9月から定期的に「宇宙ビジネス即戦力育成合宿」を開催し、基礎知識を体系的に教育します。この研修は、理論だけでなく、実践を重視した内容が特徴です。参加者は理論を学ぶだけでなく、ワークショップを通じて実務に即した知識やスキルを身につけることができます。また、業界内のネットワーク形成にも力を入れており、異なる企業からの参加者同士の交流を促進します。

開校の背景と期待の声


SPACETIDEがこれまで行ってきた合同採用イベントや人事ワークショップなどの活動を通じて、多くの企業が直面している人材不足という共通の課題が浮き彫りになっています。SPACETIDE Academyは、こうした現状に応える唯一のプログラムであり、関係者からは大きな期待が寄せられています。SPACETIDEの代表理事兼CEOである石田真康氏は、「即戦力人財の不足に対する解決策となるよう、当社の知見を総動員し、高品質な研修プログラムを提供します」と述べています。

人材育成の新たな時代へ


今後、宇宙業界に新規参入を希望する企業や異業種からの転身希望者へのプログラム提供も視野に入れており、多様な人材の育成を進める方針です。SPACETIDE Academyは、単に基礎知識を学ぶだけでなく、参加者同士が互いに学び合い、継続的なコミュニティを築くことを目指しています。これにより、宇宙産業全体の人的基盤が強化され、持続的な発展が期待されます。

エキスパートの意見


HPなど多くの関連者が、このプログラムの重要性を強調しています。例えば、アクセルスペースホールディングスのCHRO濵田牧子氏は「 SPACETIDE Academyは業界共通課題に真正面から向き合う大きな一歩」と語り、グロービス経営大学院の教授田久保善彦氏も「実践力と業界横断の視点を養う貴重な機会」と評価しています。

まとめ



宇宙ビジネスは、未来の成長を牽引する産業としてますます注目を集めています。SPACETIDE Academyの開校は、業界の人材育成に新たな可能性をもたらし、宇宙産業の持続的な発展を支える重要なステップとなるでしょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人SPACETIDE
住所
東京都港区虎ノ門1丁目17−1虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー15階 CIC Tokyo
電話番号

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