フランスのモダン・フレンチスタイルを代表するブランド“A.P.C.”(アー・ペー・セー)が、新たに「A.P.C. VINTAGEプロジェクト」を展開します。このプロジェクトは、不要になったA.P.C.のウェアを回収し、クリーニングを施したうえで再販売する取り組みです。昨年の2022年4月には、パリ・ノートルダム・ド・ナザレ通りにA.P.C. VINTAGEストアがオープンし、好評を博しました。
そして今年、2025年1月31日から2月28日までの期間に、日本国内のいくつかの店舗で過去のA.P.C.アイテムが再販売されます。対象となる店舗には、東京のA.P.C. AOYAMAと兵庫のA.P.C. KOBEが含まれています。青山店では、1月31日から2月11日まで、神戸店では2月15日から28日までの限定開催となります。
このプロジェクトは、A.P.C.の哲学を体現しており、古い服にも新しい価値を見出すことが重要だと示しています。A.P.C.の創設者であるジャン・トゥイテュによると、服は私たちに語りかけ、何が不要で何が必要かを再考させる力を持っています。過去の思い出を抱えた服たちが新しいストーリーを紡ぐ場として、今回のギャラリーのようなアイデアが生まれました。
加えて、2025年1月31日から2月28日の間には、過去シーズンのウェアの回収も行います。不要なA.P.C.アイテムをお持ちいただくことで、査定後にA.P.C. MEMBERSHIPポイントが付与され、これをお会計時に使用することができます。対象アイテムはTシャツやスウェット、ニット、アウターなど多岐にわたります。
他にも、引き取り条件としてA.P.C.のMembershipへの登録が必須。また、正規のラベルがあり、年式や素材状態などのチェックが行われます。回収できるアイテム数は1名あたり3点まで、そして回収後の取り下げやキャンセルは不可という点にも注意が必要です。
A.P.C. VINTAGEプロジェクトの試みは、サステナブルなファッションを考える上で、重要な一歩です。時に無視されがちな過去の服にも、価値があることを再認識させられるこの取り組みに参加し、特別なアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか。期間限定のこの機会をお見逃しなく!