河内長野市の挑戦
2026-01-16 14:29:58

河内長野市が進める森を守る新たな挑戦と持続可能な未来の構築

河内長野市が進める新たな挑戦



2023年11月20日、大阪府の河内長野市は、クリエイション株式会社、住友林業株式会社、NTTドコモビジネス株式会社との連携により、森林からのJ-クレジット創出に向けた協定を締結しました。これは大阪府における初の試みであり、市が目指す「森が守り、森が稼ぎ、森が未来を育てるまち」の実現に向けた重要なステップです。

河内長野市の自然と林業の現状



河内長野市は大阪市から電車で約30分の距離にあり、約7割が森林という自然豊かな地域です。特に、岩湧山は多くの登山者を惹きつけています。市の森林は地域の生活と水循環を支える重要な存在ですが、現在、木材価格の低迷や人手不足などから、管理されずに放置されている森林も増えています。これにより、土砂災害や生態系の悪化といったリスクが高まっています。

気候非常事態宣言からの取り組み



河内長野市は、2050年までにゼロカーボンを目指し、「気候非常事態宣言」を発表しました。この取り組みの一環として、市は再生可能エネルギーや省エネ設備の導入を支援し、住民や事業者に脱炭素を促しています。森林の適切な管理が、土砂災害の防止や水質保全、地域産業の活性化に寄与するとの考えのもと、森林への投資が進められています。

J-クレジットとは



J-クレジットは、温室効果ガスの削減を証明する制度で、企業がクレジットを購入することで、自社の脱炭素努力や地域貢献を実現する手段となります。河内長野市では、このクレジットを生み出すことで、地域の私有林を資産としての価値へと転換しようとしています。これにより、森林の価値を高め、地域経済を活性化することが可能になります。

4者の連携による新たな仕組み



今回の4者連携では、それぞれの専門性を生かし、市内の私有林からJ-クレジットを創出する仕組みを構築します。河内長野市はJ-クレジットの創出や販売をサポートし、クリエイション社は森林整備を実施します。住友林業とNTTドコモビジネスは、デジタル技術を駆使した森林価値創造のプラットフォームを運営します。

森を守りながら育てるまちづくり



市は「地域材の循環」を推進し、おおさか河内材の活用を進めています。これにより、間伐や適切な森林管理が進み、地域経済にも寄与します。また、森林ESD(環境教育)を通じて、子どもたちに環境問題への関心を育み、未来の地域を支える人材を育成しています。

今後の展望



河内長野市は2026年度中にJ-クレジット創出を目指しており、販売収益の一部は森林教育や整備に活用される予定です。企業とのマッチングが重要な課題となる中、脱炭素や地域貢献を考える企業に対し、積極的な相談を呼びかけています。市は森林を基盤とした持続可能な地域づくりに向けて挑戦し続けます。

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企業とのマッチングイベントへの参加



河内長野市は、近畿経済産業局の「J-クレジット ネットワーキングDAY」に参加し、企業との新たなつながりを作ることを目指しています。社会へ広がる森の価値を発信し、地域の持続可能な未来を見据えた取り組みを進めていきます。

各企業の概要


  • - クリエイション株式会社: 森林の管理と整備を行う。所在地: 大阪府富田林市。
  • - 住友林業株式会社: 資源環境事業や住宅事業で知られる。所在地: 東京都千代田区。
  • - NTTドコモビジネス株式会社: ICTサービスを提供。所在地: 東京都千代田区。
  • - 河内長野市役所: 市長: 西野修平、所在地: 大阪府河内長野市。

まとめ



河内長野市が進める森林保全の取り組みとJ-クレジット創出は、地域の未来を支える重要なステップです。持続可能な地域社会の実現に向けて、一歩ずつ着実に前進しています。


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会社情報

会社名
河内長野市役所
住所
大阪府河内長野市原町1-1-1
電話番号
0721-53-1111

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