福岡オフィスマーケット
2024-09-09 17:27:48

福岡市オフィスマーケットの最新動向:空室率が2ヵ月連続で改善中

福岡市のオフィスマーケット最新レポート



オフィス空室率が改善傾向



三幸エステート株式会社が発表した最新のオフィスマーケットレポートによれば、2024年8月度の福岡市のオフィス空室率は、前月比で0.10ポイント低下し、4.28%となりました。この数値は2カ月連続での改善を示しており、特に博多駅周辺での需要が高まっています。

この地域では、空港や新幹線へのアクセスの良さが再度評価されており、オフィスの需要は依然として活発です。加えて、「博多コネクティッド」という再開発促進策の影響により、移転需要も底堅い状況です。こうした要因を受け、築年数の経過したビルがリニューアル工事や再開発のためのテナント退去が進む中で、空室床が減少しているのです。

潜在空室率も低下



福岡市全規模ビルの潜在空室率は、前月比で0.22ポイント低下し、5.77%となりました。新築や築浅のビルでの集約や拡張移転が進んでいるため、空室率の改善が見られます。特に博多駅周辺では募集床の品薄感が続いており、今後の動向が注目されます。

募集賃料の推移



また、福岡市の全規模ビルの募集賃料は、前月からわずかに17円低下し、15,219円/坪となっています。募集賃料は大きな変動はないものの、15,000円台の前半で推移しており、堅調な状況が保たれています。これはオフィス需要の活性化を反映したものと言えるでしょう。

将来の見通し



三幸エステート株式会社の福岡支店長である中村竜治氏は、今後も博多駅周辺のオフィスマーケットにおいて、需要は引き続き活発であると予測しています。再開発やリニューアル工事が進む中で、テナントの退去による空室の減少が続くと見込まれ、募集床の品薄感は今後も続くと考えられています。

まとめ



福岡市のオフィスマーケットは、空室率が2ヵ月連続で改善の兆しを見せており、特に博多駅周辺では需要が高まっています。再開発や築年数の古いビルのリニューアルにより、空室床が減少し、募集賃料も安定感を維持しています。今後の変化にも注目が必要です。


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会社情報

会社名
三幸エステート株式会社
住所
東京都中央区銀座4-6-1銀座三和ビル
電話番号
03-3564-8089

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