働く女性の健康を支える企業助産師の取り組み
健康美容サービス「Health Beauty なないろ」の代表である助産師藤谷直子氏は、働く女性の健康とキャリアを支えるための新たな取り組みとして、「企業助産師」の導入支援を開始しました。このプロジェクトは、女性のライフステージに寄り添った健康支援の新しいモデルを提案するもので、妊活やPMS、産後、更年期など、女性が人生を通じて経験するさまざまな変化に対して、医療的な視点と実践的なケアを融合させることを狙いとしています。
企業助産師の役割
企業助産師は、妊娠や出産といった特定の段階だけでなく、女性の一生を通じた健康支援を行います。思春期や妊活、出産から育児、さらには更年期の健康課題にまで対応し、心身の変化に基づく保健指導、メンタルヘルスケア、栄養指導、育児相談を含む多岐にわたるサポートを提供します。これにより、女性が仕事においても自身の健康を意識しながら活躍できる環境を整えることが可能となります。
活動内容及びサービス
具体的には、企業への訪問を通じた健康相談や保健指導を行い、女性の身体の不調に対処するために「骨盤軸整体」を取り入れた姿勢や体幹のケアを行います。さらに、セルフケア能力を向上させるための支援や、企業向けのセミナー、オンラインでの個別相談も実施しており、女性が安心して長く働ける環境を作ることを目指しています。
最近では、健康経営優良法人を中心に約20社への提案や面談を行い、企業助産師への関心の高まりが見受けられます。これらの活動は、企業が「女性の健康支援を含めた健康経営」を導入するための重要な手段として位置づけられています。
健康経営が求める対応
日本では、妊娠・出産に関する問題やメンタルヘルスの重要性が高まり、女性の健康課題への専門的な支援が切実に求められています。例えば、経済産業省の調査によると、女性従業員の健康課題として最も多いのがメンタルヘルスです。こうした状況において、企業が専門家への相談窓口を設けることが求められており、企業助産師の存在がますます必要とされています。
今後の展望
「企業助産師」は、女性従業員の健康を支えることで、離職防止や生産性向上を実現する新しい健康経営モデルとして注目されています。妊産婦に過酷な負担がかかっている現状を踏まえ、助産師は地域や家庭、そして企業の中でも女性の心と身体を支える重要な役割を担うことになります。今後、全ての女性が自分らしく働き続けられる社会を目指し、健康経営の実現に向けた活動を加速させるための新たなスタイルを確立していく意向です。
お問い合わせ
新たな取り組みに関心を持たれた企業や団体は、Health Beauty なないろへのお問い合わせが可能です。助産師の藤谷直子が直接、相談やセミナーに対応いたします。オンラインまたは企業訪問にて具体的な支援を提供しており、健康経営を目指す企業の皆様のご連絡をお待ちしております。
この企業助産師の取り組みが、多くの女性の健康とキャリア継続に寄与することを期待しています。