書き損じハガキで復興支援!
「ハガキ大作戦」として知られるこのプロジェクトは、千葉県木更津市で結成されたボランティア団体Team-Kによって2015年にスタートしました。東日本大震災後の復興支援の一環として、全国から寄付された書き損じハガキを集め、それを現金に換え花火を購入し、被災地の子どもたちに届けるというユニークな取り組みです。
プロジェクトの詳細
毎年、全国の皆さんから書き損じハガキを集めている「ハガキ大作戦」は、指定された期間に集めたハガキを郵便局で切手と交換し、その額面を資金にして花火を用意します。集まったハガキは、郵送や店舗での回収によって集められます。
- - 集めるハガキの種類: 書き損じの官製ハガキ、未投函のハガキ、未使用の切手やハガキ
- - 発送先: 〒292-8799 千葉県木更津市中央2-6-15
郵送以外にも、都内外の店舗での回収受付が行われ、協力を募っています。毎年、多くの店舗が参加し、全国的に広がるこのプロジェクト。主に音楽イベントやカフェなどの店舗でも回収が行われており、参加することで地域貢献につながります。
歴史と成果
2015年から始まった「ハガキ大作戦」は、年々その規模を拡大しています。初年度の2015年には約7,000枚のハガキが集まり、約40万円分の花火が被災地に届けられました。それ以降も着実に支援成果を上げ、2018年には約15,000枚のハガキを回収し、南三陸町や高槻市へ花火を寄贈。
このように、子どもたちの笑顔を眺めることを目的に着々と活動を続けているTeam-K。他の協賛金としても利用されるこの活動は、無駄なものを活用し社会貢献につなげる素晴らしい事例と言えるでしょう。
2019年の新たな挑戦
2019年も、Team-Kは「ハガキ大作戦」を続けることが決まりました。毎年の活動に加え、今年はより多くの書き損じハガキを集めるために、新たな方法や地域での呼びかけを強化するとのこと。活動の認知度を上げることが、より多くの支援につながると考えています。
バンドやアーティストたちを通じての音楽イベントも重要な支援の場となっており、以前に著名なアーティストとのコラボイベントも開催されました。こうしたイベントを通じた参加も、今後の持続可能な支援につながっていくことでしょう。
Team-Kの理念と活動
Team-Kは、東日本大震災後からの支援活動を通じ、ただ物資を送るだけではなく、現地の人たちとの関係を築くことを重視しています。仮設住宅での交流会や地元イベントでの出演、野球チームとの交流などを通じて、被災地の人々との絆を深めてきました。また、活動報告などを通じてSNSでも発信し、支援活動の重要性を広めたいと考えています。
2019年も「ハガキ大作戦」を通じて、地域の皆様からの支援を待っています。一枚のハガキが子どもたちの笑顔につながるこの実績を、ぜひ多くの人に知ってもらい、一緒に支援活動を盛り上げていければと思います。
まとめ
「ハガキ大作戦」は、ただの支援活動にとどまらず、全国の人々の温かい心を結ぶ取り組みです。今年もまた、多くの支援を通じて、被災地に新たな希望と笑顔を届けることができるよう、皆様からのご協力をお待ちしております。 Team-Kの活動に参加し、復興支援の一環として、書き損じハガキを一枚でも多くお送りいただければ幸いです。