2025年「トーヴェ・ヤンソン 展」が誕生!
2025年は愛され続けるキャラクター「ムーミン」の小説が発表されてから80年を迎える記念すべき年。この特別な展覧会「トーヴェ・ヤンソン ~ムーミンの誕生と展開~」が東京都豊島区に位置する立教大学ので開催されることが決まりました。会期は11月1日から12月20日までの予定です。
本展では、「ムーミン」シリーズの原作者であるトーヴェ・ヤンソンの多彩な業績を紹介します。彼女が手がけた貴重な肉筆資料を含む約260点の展示物を通じて、ムーミンの誕生や、世界中でどのように展開していったのかを深く掘り下げる予定です。
教育の一環としての共同制作
本展は、学生、教員、そして学芸員が手を携えて作り上げる展示会です。立教大学観光学部の葛野浩昭教授が指導する授業の履修生たちは、教員や学芸員と共に企画から制作、さらには広報まで様々なフェーズを担当します。このような共同の取り組みは、学生たちにとっても貴重な経験となるでしょう。
多様なコーナーで構成された展示
本展は、履修生たちが新座キャンパスで学ぶ各学部・学科から集まってくることを反映し、11つの異なるコーナーで構成されています。コーナー名には「Ⓐ芸術家族に生きる」から「Ⓚムーミンと旅する」まで多彩なテーマが設けられ、訪れた人々に新たな発見を提供します。特に注目したいのが、「Ⓔ世界各地のムーミン本」では、54ヶ国語のムーミン本がクイズ形式で展示されており、来場者の好奇心を刺激する仕掛けとなっています。
展示品の一例
本展では、特に価値のある展示物として、ムーミンの初期作品のスウェーデン語初版本や、母シグネが描いた雑誌『GARM』の創刊号の表紙絵などが予定されています。これらの貴重な資料は、トーヴェ・ヤンソンというアーティストの創造性を直接感じることができる貴重な体験となるでしょう。
具体的な情報
- - 会期: 2025年11月1日(土)~12月20日(土)
- - 会場: 立教学院展示館(立教大学池袋キャンパス メーザーライブラリー記念館・旧館2階)
- - 開館時間: 平日10:00–17:00、土曜日11:00–17:00
- - 休館日: 水曜日、日曜日、祝日、大学の休業期間
本展は、ムーミンファンだけでなく、多くの人々にとって魅力的で思い出に残る体験となることは間違いありません。どうぞご期待ください!