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岐阜県美濃市で新たに誕生した「WASITA MINO」

岐阜県美濃市に、地域の歴史を感じながら新しい働き方を提案するシェアオフィス「WASITA MINO」が誕生しました。美しい「うだつの上がる町並み」として知られるこの地に位置する「WASITA MINO」は、150年前に建てられた老舗の長屋を改装した施設です。このプロジェクトは、地域の人々の生活を支え続けてきた歴史的な建物を次世代の働き方にフィットする形に生まれ変わらせることを目的としています。

歴史と現代の融合

美濃市の「WASITA MINO」は、ただ単にシェアオフィスとしての機能を提供する場ではありません。古民家の風情を保ちながら、現代の働き方に通じる設備が整っています。1階には開放感あふれるコワーキングスペースとミーティングルームが完備されており、自由な働き方が可能です。2階にはプライベートオフィスがあり、チームでのリモートワークにも対応しています。これにより、個人からチームまで、様々なニーズに応える柔軟な働き方が実現します。

特に印象的なのは、オフィスの裏に広がる芝生の中庭や、麻炭を塗り込んだ手漉き和紙で覆われた壁など、自然素材をふんだんに使った設計です。これにより、忙しいビジネスシーンの中でもリラックスできるスペースが生まれ、働く人々が心地よく過ごせる環境が整っています。

地域とのつながり

「WASITA MINO」では「働く場」と「暮らす場」を一体化させるため、ゲストハウスやレストラン、カフェ中庭も併設。地域店舗との連携も進め、まち全体でシェアオフィスを支えるまちごとシェアオフィスを目指しています。このように、地域活性化に貢献できるような仕組みを作ることで、美濃市自体が新たな価値を創出し続けることが期待されています。

オープニングセレモニー

7月31日に開催されたオープニングレセプションには、多くの関係者が参加し、新しいプロジェクトに対する期待と応援の気持ちが交わされました。イベント内では、地元の酒造会社から「百春」が振る舞われ、地域の特産を楽しむことで地域の絆も深まりました。参加者は、気持ちを新たにこのプロジェクトの成功を祈願しました。

新たなライフスタイルの提案

現在、リモートワークやワーケーションといった多様な働き方が広がっています。「WASITA MINO」は、自然と歴史文化に溢れた美濃市という立地を活かし、「豊かな暮らしの中で、人間らしく働く」というテーマを掲げています。これからの時代に求められる新しい働き方を追求し続ける「WASITA MINO」は、地域の経済の循環や新しいライフスタイルの創出を目指しています。

興味のある方は、ぜひ内覧や利用申込を通じて、この新しい拠点を体験してみてください。

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