らでぃっしゅぼーや、桃のフルーツキャップ回収を開始
日本の食品宅配サービス会社「らでぃっしゅぼーや」は、原油や資材の価格高騰を背景に、自社のリユース(再利用)事業を拡大することを発表しました。具体的には、旬を迎える桃に使用されるフルーツキャップの回収および再利用を2026年7月13日から開始するという取り組みです。
フルーツキャップの役割とリユースの背景
桃は手作業で選別・収穫されるため、果実の表面が柔らかく、輸送中に傷む可能性があります。そのため、フルーツキャップは桃を守るために不可欠なアイテムです。今回の取り組みでは、山梨県の契約生産者と連携し、フルーツキャップの品質チェックや顧客アンケートを通じて、リユース可能なプラスチック資材の確保とリユースの実現を目指しています。
リユース強化のための取り組み
らでぃっしゅぼーやは、過去にも梱包資材の見直しやリユースの強化を進めてきました。たとえば、2026年5月にはナフサ由来プラスチックを避けた梱包資材への切り替えや、野菜を手間なく箱詰めする「バラ入れ」を導入。今後も、梱包資材の削減とリユースのさらなる推進を行っていく方針です。
その他の取り組み事例
今までにらでぃっしゅぼーやが行ってきた梱包資材の変更とリユースの実績をご紹介します。まず、玉ねぎやリンゴ、柑橘類においては、リパックせずにそのまま箱詰めする「バラ入れ」を実現しました。また、バナナや葉物以外の野菜については、紙包装に切り替えることで環境負荷を軽減しています。
さらに、卵やトマト、ぶどうなどについては、紙由来のケースを回収して再利用。こうした取り組みは、地球環境への配慮はもちろん、持続可能なビジネスモデルの確立にも寄与しています。
環境への取り組みが評価される背景
らでぃっしゅぼーやは、もともと環境NPOを基盤としているため、リユースや循環型社会の実現に非常に高い意識を持っています。今回の桃のフルーツキャップ回収の取り組みは、まさにその理念の具現化といえるでしょう。
また、同社の取り組みは「畑だより」というサイトでも紹介されており、より多くの人々にその重要性が伝えられています。URLは
こちらです。
らでぃっしゅぼーやとオイシックスの役割
らでぃっしゅぼーやは1988年から、有機野菜や特別栽培食品を宅配している企業で、現在73,182人の会員を抱えています。安心安全な食品提供を元に、持続可能な社会の実現を追求している企業です。特に、旬の野菜を詰め合わせた『めぐる野菜箱』や、見た目がユニークな『いと愛(め)づらし名菜百選』シリーズが人気です。
オイシックス株式会社全体としても、「Oisix」や「らでぃっしゅぼーや」といったブランドを通じて、持続可能な食の提供に努めています。最近では、SDGsに対応した施策を進め つつ、フードロスを減らすために多様なサービスを展開しており、今後の動向が期待されます。
このように、らでぃっしゅぼーやが展開する新たなフルーツキャップのリユースは、環境への配慮と共に持続可能なビジネスモデルへの道を示しており、多くの企業にも模範となる事例です。