ジョセフ・ウォルシュの新作が大阪・関西万博に登場
アイルランドが誇る著名な現代アーティスト、ジョセフ・ウォルシュが、2025年に開催される大阪・関西万博において、彼の新作屋外彫刻『Magnus Rinn』を公開します。この彫刻は、アイルランドの芸術を象徴するものであり、彼がアイルランドのアンバサダーに選ばれたことにより特に注目されている作品です。また、ウォルシュが主催する展示会『RINN / 輪』も、東京都新宿区のアイルランドハウス東京で開催されます。
ジョセフ・ウォルシュのプロフィール
ジョセフ・ウォルシュは、1979年にアイルランド南部のコーク州で誕生しました。1999年に自身のスタジオを設立し、独自のスタイルを確立する過程で多くのマスタークリエイターとの交流を通じて技術を磨いてきました。彼の作品は自然素材の持つ美しさを大切にし、彫刻と家具の境界を超えたデザインが特徴です。木材、大理石、青銅など多様な素材を使い、ユニバーシティ・カレッジ・コークからの名誉博士号を受賞するなど、国際的に評価されています。
大阪・関西万博での展示
ウォルシュが展開する大型ダイナミックな屋外彫刻『Magnus Rinn』は、円環の流れるシルエットが特徴的で、土台にはブロンズ素材が使用されています。人間と自然との関わりを表現しつつ、上部は厳選されたオーク材を用いて、新技術を使用した自由曲面成形が施されています。この作品は金箔で仕上げられ、木材の質感を強調することで、時の流れや共生をテーマとしています。
展示詳細
- - 作品名: Magnus Rinn
- - 開催場所: 大阪市此花区夢洲・アイルランドパビリオン
- - 開催期間: 2025年4月13日(日)~10月13日(月・祝)
- - 開催時間: 9:00-22:00
- - 主催: アイルランド外務省
アイルランドハウス東京での展覧会
同時に東京では、ジョセフ・ウォルシュを中心に、日本とアイルランドのアーティストによるグループ展『RINN / 輪』が開催されます。この展覧会は、両国の文化の交わりを探求し、つくる行為や地域性、さらには時間の流れに焦点を当てられています。日本のアーティストとアイルランドのアーティストによる共同作品も展示され、来場者はアートを通じた文化交流を楽しむことができます。
展覧会詳細
- - 展覧会名: RINN / 輪
- - 場所: アイルランドハウス東京、東京都新宿区四谷本塩町1-6
- - 開催期間: 2025年4月17日(木)~5月20日(火)
- - 開催時間: 月曜日~金曜日(休館日を除く)10:30~12:00および15:00~16:30、事前予約制
- - 主催: アイルランド外務省
ジョセフ・ウォルシュの革新的な作品と文化交流が、アイルランドと日本の新たな関係を築く重要な機会となることを期待しています。この機会に是非、アートを通じて感じる文化の深さと美しさを体験してください。