夏休みの親子時間増加、嬉しい反面での悩みも浮き彫りに

夏休みの親子時間が増える傾向とその悩み

株式会社ロッテが実施した「夏休みの親子時間に関する調査」によると、小学生の子どもを持つ親の約70%が、夏休みに子どもと過ごす時間が増え、嬉しく思っていることが分かりました。さらに、その中で4時間以上の時間が増えると回答した人数も多いとのこと。

この調査は、2024年5月23日から27日の間にインターネットを通じて行われ、小学生の子どもを持つ男女90名を対象にしました。調査結果は、親たちが普段の忙しさの中で取りにくい親子の時間を、夏休みを利用して増やす機会があることを示していますが同時に、子どもとの過ごし方に関しての悩みも多く浮き彫りになっています。

夏休みの喜びと悩み

調査によると、夏休みに子どもとの時間が増えることを「とても嬉しい」と感じている親は72.9%に達しました。しかしながら、夏休み特有の悩みを抱える親も多く、例えば「つい怒ってしまう」という回答は半数以上にものぼります。同じく、遊びに行く場所に困るという声も聞かれ、親のストレス要因として大きな割合を占めています。

普段は忙しさに追われつい子どもとの時間が取れないと感じている親にとって、夏休みは貴重な絆を深める機会とされています。しかし、せっかくの時間をどうやって有意義に過ごすかがカギとなるようです。

質の高い親子時間が重要

親子のコミュニケーションに悩む親が多い中、教育評論家の親野智可等先生は「食事やおやつの時間を利用して、子どもの気持ちに共感することが大切」とコメントしています。具体的には、子どもの話をしっかり聞き、共感的な反応を示すことで親子関係が深まるとのこと。

実際に、調査では多くの親が親子の過ごし方をおでかけや食事といったシーンに意識していることが分かりました。また、親子で楽しむおやつのランキングでも、チョコレートが1位に輝き、この人気の背景には「みんなが好きだから」という理由が多く寄せられています。

チョコレートのコミュニケーション効果

ロッテの調査によれば、チョコレートは他のお菓子に比べて「シェアすることで楽しくなれる」や「相手への好感度が上がる」といった幸福度に寄与する傾向があります。このことから、チョコレートが日々の親子間のコミュニケーションを活性化する要素として期待されることが伺えます。

夏のイベントと親子のコミュニケーション

さらにロッテは、夏休みに合わせて「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」に出展することも発表しました。イベント内では「ザワつく！金曜日」の工場クイズ体験が行われ、親子で楽しい時間を過ごすことができる機会を提供します。参加者にはオリジナルのトートバッグやお菓子セットもプレゼントされるので、夏休みの思い出作りにぴったりです。

この夏、親子でのコミュニケーションと楽しいひと時をチョコレートとともに過ごしてみてはいかがでしょうか。