小田原での特別イベント「バランゴンバナナ×soco / soco ~バナナ食べつくしDAY~」
2024年9月21日(土)に神奈川県小田原市で、フードロスをテーマにしたユニークなイベントが開催されます。このイベントは、特定非営利活動法人APLAが推進する「ぽこぽこバナナプロジェクト」を中心に構成され、参加者がバナナを存分に楽しむことができる一日になる予定です。
バランゴンバナナとは?
「バランゴンバナナ」は、APLAと株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)が展開する「民衆交易」を通じて輸入されるバナナです。このバナナはフィリピンの生産者たちを支援するため、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、自然な方法で栽培されています。収穫後も防カビ剤や防腐剤を使用せず、安全性が高いことが特徴です。
しかし、規格外として扱われるバナナが一定数存在し、皮の傷などの理由で廃棄されてしまうことが多いのが現状です。そこで始まった「ぽこぽこバナナプロジェクト」では、こうしたバナナを有効活用することを目指しています。
イベントの詳細
- - 日時:2024年9月21日(土)10:00〜16:00
- - 場所:soco/soco(神奈川県小田原市浜町3-1-40)
- - 入場料:大人1000円(1ドリンク付き)、子ども無料(別途ドリンク200円)
主なプログラム
当日は、「バナナカフェ」や「フード&ブックストア」、さらには「バナナビール」の試飲会など、多彩なコンテンツが用意されています。バナナをテーマにした料理を楽しむ「バナナでサルベージ・パーティランチ」や、親子で参加できる「バナナケーキを作ろう」など、参加者が手を動かしながら学べる機会も設けています。
特別プログラムのご紹介
- - バナナでサルベージ・パーティランチ(11:00~)
参加者が持ち寄った食材を使って、バナナ料理を作ります。
- - フードロスとバナナをめぐるトークセッション(13:00~)
APLAの福島さんが、規格外バナナの実態についてお話しします。
親子で楽しくバナナのホットケーキ作りに挑戦!
「ぽこぽこバナナプロジェクト」で制作中の絵本『バナナのらんとごん』の読み聞かせも行われます。
参加者には「黄色」のドレスコードが求められるため、ぜひ黄色い服を身に着けてお越しください。この楽しいイベントを通じて、家族や友人と共にバナナの素晴らしさを再発見し、フードロスの問題にも目を向ける絶好の機会です。
クラウドファンディング情報
イベントに合わせ、プロジェクトの一部として絵本制作のためのクラウドファンディングも行われています。詳細はAPLAの公式サイトやクラウドファンディングページで確認できます。
組織について
本イベントは、APLA、ひとしずく株式会社、株式会社honshokuの3社の協力によって実施されます。フードロスをなくすために活動を行っている3社ですが、それぞれが役割を持って貢献しています。ぜひこの機会に、地元の食材や文化を楽しむだけでなく、社会的な意義にも触れてみてください。