「ポルトローナ・フラウ」に日本の伝統美を感じる特別展開催

日本の伝統美が息づく特別展：ポルトローナ・フラウ

イタリアのラグジュアリーファニチャーブランド「ポルトローナ・フラウ」は、東京青山で特別な展示を開催します。この展示は、著名な漆芸家・笹井史恵氏による作品で構成されており、名称は「漆逍遙（うるししょうよう）」です。
この展示は2025年10月31日から11月18日までの期間限定で行われ、訪れた人々に日本の伝統とイタリアのラグジュアリーを融合させた独特の空間を提供します。

漆の魅力とポルトローナ・フラウの歴史

ポルトローナ・フラウは、1912年に設立された老舗のブランドで、世界中で高級家具の代名詞として知られています。その特徴は、アルティジャーノと呼ばれる職人たちの手による技術力にあり、優美でタイムレスなデザインが特長です。それに加えて、最高級のレザー「Pelle Frau®」を使用し、洗練されたインテリアを実現しています。この展覧会では、ブランドの哲学と笹井氏の作品が響き合い、家具とアートがどのように調和を生むのかを探求します。

特別展の見所

「漆逍遙」展では、漆による多彩な作品が展示され、雲や太陽をイメージしたもの、また果実や草花を意識した丸みのあるオブジェなど、様々な形状が楽しめます。来場者は、ポルトローナ・フラウの洗練されたインテリアとともに、漆芸の独自の世界に触れることができるでしょう。

漆芸家・笹井史恵氏は、自然や文化をテーマにした作品を多数生み出しており、彼の作品は国内外の美術館にも収蔵されています。彼の表現に対する深い理解と、現代的な視点が湧き出る作品は、観る者の心に響くような魅力を放っています。