自治体LINE公式アカウントが公共交通情報のハブに
株式会社クラブネッツは、住民がより便利に公共交通情報を利用できるよう、自治体向けのLINE公式アカウント運用支援サービス「CN Govtech」に公共バスのリアルタイム運行情報機能を追加しました。この新たな取り組みは、自治体のLINE公式アカウントを行政サービスの統合プラットフォームとして機能させることを目指しています。
使いやすい公共交通情報の提供
このサービスでは、住民が自治体のLINEアカウントから公共バスの現在位置や到着予想時刻を簡単に確認できます。これにより、「バスはあと何分で来るのか?」という日常的な疑問を迅速に解決することが可能になります。既に導入されている「バスキャッチ」というシステムを利用して、全国3000以上の施設での実績を活かし、使いやすさに特化した情報提供が行われます。
背景と目的
昨今、地域の公共交通機関は人口減少や運転手不足の影響を受け、運営の効率化が求められています。住民からは「バスの状況がわかりにくい」「専用アプリをダウンロードするのが面倒」という声が上がっています。加えて、LINE公式アカウントに情報を集約したいというニーズも高まっています。これを受けて、クラブネッツは交通のDXを進めるため、VISHと協業し、新たなアプリ開発やシステム改修を行わずにこのサービスを実現することができました。
CN Govtechの機能
「CN Govtech」は、自治体や公共機関向けに提供されるLINE公式アカウント運用支援サービスで、住民との双方向コミュニケーションを実現します。
- - 情報配信機能: 住民の属性に応じた効果的な情報配信が可能です。
- - 問い合わせ対応: チャットボットで24時間自動応答します。
- - 予約・申請受付: 各種行政手続きがオンラインで完結。
- - データ分析: 住民ニーズの可視化や施策立案支援が充実しています。
バスキャッチの特長
VISHが提供する「バスキャッチ」は、公共交通機関向けのGPSバスロケーションシステムです。
- - アプリ不要で、WEBブラウザからアクセス可能。
- - GPS車載器を接続するだけで運用開始でき、リアルタイムで運行状況を更新。
- - Googleマップとの連携にも対応しており、外国語にも対応しています。
利便性の向上と今後の展開
この連携により、住民はLINEのリッチメニューから簡単にバスの運行情報にアクセスし、待てる時間を短縮できます。また、高齢者でも使いやすい環境が整えられ、観光客にも便利な情報が提供されます。災害時にも、運行状況を迅速に確認することができ、安心して公共交通を利用できるようになります。
今後、クラブネッツはこれらのサービスを全国の市営バス会社や自治体に展開し、ユーザー体験をさらに向上させるための施策を進めていく計画です。セキュアなデータ連携による「One to One施策」の導入も検討しており、地域公共交通のDX推進を通じて持続可能な社会の実現に貢献することが期待されています。