立命館とFC今治高校
2024-08-09 18:33:12

立命館大学とFC今治高校里山校が共同研究会を設立し探究学習を加速

立命館大学とFC今治高校里山校の新たな取り組み



学校法人立命館とFC今治高校里山校が連携し、探究学習と大学の教育との接続に焦点をあてた共同研究会を設立しました。これは、探究学習で育まれた問題意識と課題解決へのアプローチを大学入試以降も続け、社会で活躍するためのスキルを身に付ける新たなプログラムの構築を目指しています。

高大接続における課題とは?



社会環境の変化に伴い、イノベーションを生み出せる多様な人材が求められています。文部科学省もこの変革に応じ、小中高校の教育方針を刷新し、探究学習を導入しました。しかし、大学教育との接続においては、まだ十分な連携が取れていないのが現状です。高校卒業後、探究学習を継続しながら適切な学部で専門性を深める環境が整っていないため、多くの学生が課題を抱えています。

共同研究会設立の背景



立命館は来る2030年に向けたビジョン「R2030」を掲げており、附属校との連携した一貫教育の構築を進めています。FC今治高校里山校も、2030年初頭に新たに開校し、「ヒストリック・キャプテンシップ」を持つリーダーの育成に注力しています。この両校が連携し、探究学習と大学での学びの接続に関する研究を進めることで、社会のニーズに応えられる人材を育てることを目指します。

プログラムの特徴



共同研究会は、施策の開発を通じて、探究学習で培った主体性や課題解決能力を活かせる教育プログラムを創出します。また、AI教材を取り入れた「UNITE Program」など、最先端のテクノロジーを活用した教育スキームの開発を行う予定です。大学入試においてもこれらのプログラムを連動させ、学生に新しい学びの経験を提供することを計画しています。

教育の未来に向けた認識



立命館大学の森島理事長は、学生に問いを設定させ、前例に捉われない解決策を実行できる能力が求められると語りました。この取り組みは、高大接続や入試のあり方を変える可能性を持っていると期待されており、FC今治高校里山校とも連携しつつ、教育に新たな価値を提供していく方針です。

岡田学園長の思い



FC今治高校里山校の岡田学園長は、新しい時代に必要な人材育成に情熱を込めており、主体的な思考と行動、協力性を重視した育成方法を採用しています。高校で培った探究心を大学でさらに高め、社会に貢献する人材を輩出するための環境を整備していきたいと考えています。

最後に



この共同研究会は、立命館大学とFC今治高校里山校が手を組み、日本の教育制度や風土に新たな変革をもたらす第一歩となるかもしれません。今後の進展が期待されます。


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会社情報

会社名
学校法人今治明徳学園
住所
愛媛県今治市北日吉町1-4-47
電話番号

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