SolarWindsの新監視ソリューション
2025-05-12 13:27:21

TD SYNNEXがSolarWindsの新監視ソリューションの取り扱いを開始しました

TD SYNNEX、新たな監視ソリューションの取り扱いを開始



TD SYNNEX株式会社は、米国のSolarWinds社と提携し、新たに統合監視ソリューション「SolarWinds® Observability Self Hosted」の取り扱いを開始することを発表しました。このソリューションは、2025年5月より日本国内で利用可能になります。同社の監視ツールは、特にハイブリッドIT環境での可視性の向上に役立つとされており、企業にとっての競争力を維持するための重要な要素となることが期待されています。

IT環境の複雑さとその課題



近年の企業のIT環境は、オンプレミスとクラウドサービスが混在するハイブリッド構成が主流となり、そこで生じる様々な問題が顕在化しています。特に、情報のサイロ化が進むことで、部署ごとに異なる監視ツールが存在し、それぞれの情報が分断されることが見受けられます。これにより、企業のシステムの可視性が低下し、運用コストが増加するなどの課題が生じています。

SolarWinds® Observability Self Hostedは、ハイブリッド環境におけるシステム全体の可視性を高めるために設計されています。ネットワーク、サーバー、アプリケーション、データベースを一元管理でき、障害の予兆を早期に検出することができます。これにより、迅速なトラブルシューティングとパフォーマンス管理が実現され、システム全体の運用効率が向上します。

SolarWindsの特徴



SolarWinds社の製品は、190カ国以上で30万社以上の顧客に利用されており、その高い信頼性が評価されています。特に米国のFortune 500企業の86%がこの製品を導入していることから、IT管理分野でのリーダー的存在であることがわかります。ユーザーが直感的に操作できるダッシュボードが洗練されており、複数の監視項目を一つの画面で表示することができます。これにより、業務の効率化が図れるほか、障害発生時にも迅速に原因を特定し、対応が可能です。

主要な機能


  • - オンプレミスとクラウド双方に対応: 複雑なIT環境を一元的に管理。
  • - 多様なモジュールの選択: 死活監視やデータベース監視など、ニーズに合わせた選択が可能。
  • - 動的なマップ表示: ネットワーク機器の関係を視覚的に把握でき、障害時の原因追及にも役立つ。
  • - Hop-by-Hopネットワーク可視化: 接続遅延の早期発見と問題切り分けを容易に。
  • - NetFlow/Jflow対応: 帯域利用の監視や分析が一元で実現。

価格とサポート



本製品はノード単位のサブスクリプションモデルとして提供されており、最小構成としては年間約40万円で利用可能です。また、無償トライアル版も用意されているため、導入前にその効果を試すことができます。TD SYNNEXは導入支援や運用サポートにも力を入れており、顧客のニーズに合わせたサポートを展開しています。

TD SYNNEXの執行役員、會田喜弘は「DXの加速に伴い、かつての監視体制では対応が難しくなっています。SolarWinds® Observability Self Hostedは、全体を俯瞰しつつ迅速な運用を可能にする優れたソリューションです。日本のIT運用を新たなステージへ導く手助けをすることでしょう」と述べています。

まとめ



TD SYNNEXのSolarWinds® Observability Self Hostedは、企業が直面するハイブリッド環境における課題を解決するための強力なツールです。今後、同社がどのようにこのソリューションを展開し、企業のIT運用を進化させるのかが注目されます。詳細は、TD SYNNEXの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
TD SYNNEX株式会社
住所
東京都港区芝浦3丁目1−1msb Tamachi 田町ステーションタワーN 21階
電話番号
03-4595-4550

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