CUCホスピスの新展開
2023-04-06 15:00:02
CUCホスピスが新ブランド『ReHOPE』を発表し、希望の再生を目指す
新たなブランド『ReHOPE』の誕生
2023年6月1日、CUCホスピスはその事業ブランド名を『在宅ホスピス』から『ReHOPE』に変更しました。この名称変更には、医療依存度が高い人々の希望を再生し、より良い生活を送るサポートを強化する意図が込められています。
高齢化社会における医療の課題
日本は急速に高齢化が進んでおり、2040年までに49万人が終末期医療を受けられない可能性があるとの情報があります。国は医療費削減の必要から、診療報酬の改定以降に病床数を減らし、在宅医療へのシフトを進めています。しかし、このような社会的背景の中、末期がんや神経難病を抱える医療依存度が高い方々にとって、自宅での介護は非常に難しく、現実の負担は大きいとされています。
多くの患者が「住み慣れた場所で自分らしく生活したい」と願う一方で、周囲の介護負担を懸念し、希望を持ちにくい状況にあるのです。CUCホスピスは、このようなニーズに応えるべく、特に末期がんや神経難病を抱える高齢者に向けに『在宅ホスピス』を運営し、安心して暮らせる環境を提供しています。
CUCホスピスの取り組み
CUCホスピスは、創業以来さまざまな症例に対応し、2017年から現在までに末期がんをはじめ、パーキンソン病、ALS(筋委縮性側索硬化症)など17症例、2,000名以上の方々を受け入れています。『前を向いて生きる』ことを使命に、患者一人一人に寄り添った心身のケアを提供しています。
新たに掲げたブランド名『ReHOPE』は、「再びお手伝いし、希望を持つ場所」といった意味を込めています。これにより、病気と共に生きる人々が新たな希望を感じられるように、サービスを全国に広める決意が表明されています。
ブランド変更の背景
CUCホスピスは新しいブランド名の選定を通して、今後も「前を向いて生きる」を支えるための様々なサービスを展開していくことを目指しています。新ブランド名『ReHOPE』は「再び」と「希望」を結びつけたもので、患者同士の交流や支え合いを通じてコミュニティを育むことも視野に入れています。この理念は、CUCホスピスの使命である「前を向いて生きる」の実現に向けた、新たなスタートの象徴とされています。
まとめ
CUCホスピスが今後とも『ReHOPE』というブランド名のもと、真心を持った支援を続けていくことが期待されます。医療依存度が高い患者に対しての理解と寄り添いが大切な今、高齢者の方々にとって生きがいや希望となる施設の運営が今後も進められることでしょう。
株式会社シーユーシー・ホスピスはこれからも、地域社会における重要な存在として、末期がんや神経難病の方々の生活の質向上に尽力していくことを目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社シーユーシー・ホスピス
- 住所
- 東京都港区芝浦3丁目1-1msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
- 電話番号
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