辻・本郷ITコンサルティングとライトハウスDX支援協会が業務提携しDX推進

辻・本郷ITコンサルティングとライトハウスDX支援協会が業務提携

辻・本郷ITコンサルティング株式会社（東京都渋谷区）が、一般社団法人ライトハウスDX支援協会（東京都豊島区）と提携し、顧問先のデジタルトランスフォーメーション（DX）を共同で推進する取り組みを発表しました。この新しいサービス名は「with DX（ウィズディーエックス）」です。

提携の背景と目的

現代のビジネス環境では、会計事務所や士業が顧客の多様なITおよび業務上の課題に迅速に対応するための体制が求められています。しかし、多くの事務所では、具体的な人員やパートナーが不足していることが大きな課題となっています。「自社だけでは完結できない」という声が多い中、ライトハウスDX支援協会は、会計事務所やその顧問先のDXをサポートする体制を整えています。

辻・本郷ITコンサルティングは、そのワンストップの支援力を活用して、会計、労務、セキュリティなどの分野を統合したDX支援を提供します。これにより、現場のニーズに対して迅速かつ効果的に応えることが可能になります。

「with DX」サービスの内容

「with DX」サービスでは、顧問先のDXニーズに合わせた多様なメニューが用意されています。初期費用や維持費は不要で、成果に応じたレベニューシェアを採用したこのサービスは、以下のような支援を行います。

- SaaS導入・運用支援
- 業務の効率化支援
- 決算の早期化
- 業務アウトソーシング
- インフラ支援
- セキュリティ対策
- Webマーケティング支援

特に、人数の少ない事務所でも、自社でDX支援専門者を置くことなく、提案から実装までを支援する「黒子」として機能します。この取り組みにより、顧問先の業務効率の向上と新しい収益モデルの創出が期待されています。

提携による利点

この提携を通じて、顧問先のDX課題は、現状の分析からソリューション選定、導入、運用までをトータルにサポートします。特に、各専門分野を横断する支援によって、業務のボトルネックを解消しやすくなります。また、会計事務所のビジネスモデルのアップデートにも寄与し、顧問先のライフタイムバリューを最大限に引き上げることが可能です。

さらに、初期費用や維持費の負担を軽減することで、多くの事務所が気軽にDXに取り組める環境を提供します。

辻・本郷ITコンサルティングの社長、黒仁田健氏は、「会計事務所がこれから訪れるデジタル時代において、顧問先へのDX相談ができる体制を構築します」と述べ、ライトハウスDX支援協会と協力して実用的なDXの実現に向けて取り組む姿勢を示しています。

ライトハウスDX支援協会の理事長、石川浩司氏も「我々のネットワークと辻・本郷ITコンサルティングの実装力を結集し、顧問先の課題を迅速に解決していきます」と強調しています。