岡山大学が主催する公開講座「トンボの学校」が大成功を収めました！

岡山大学「トンボの学校」大盛況！

2025年7月27日、岡山大学工学部にて、小学生を対象とした公開講座「トンボの学校」が開催され、総勢102名の参加者が集まりました。本講座は、工学部環境マネジメントコースの2年生が実行委員として企画し、多くの団体と連携して実施されました。

準備万端の講座

本講座では、岡山大学の工学部環境マネジメントコースに所属する学生たちが、誕生池生物多様性保全プロジェクト委員会を主催者として運営。株式会社ウエスコや公益財団法人岡山県環境保全事業団、環境省中国四国地方環境事務所の協力も得て、事前の申し込みが速やかに定員に達するほどの人気を誇りました。

開講式と初めの活動

開講式では、前田守弘教授が“校長先生”として挨拶をし、子供たちに対し生き物に関する質問を投げかけると、参加者たちは「はい！」と元気よく答えました。その後、参加者たちは岡山大学の学内にある誕生池で、トンボを採集する実習を開始。約10種類のトンボを捕まえることができ、一同での感動の瞬間となりました。

多彩なプログラム

講座では、さまざまなプログラムも用意されていました。顕微鏡を使った生き物観察や、環境と自然についての学びを促す展示、さらに「未来にはばたくトンボポスターを作ろう！」というアクティビティも。参加者は自ら描いたトンボの絵をポスターに貼り、完成した作品の前で記念撮影しました。

このような体験を通じて、子供たちは楽しみながら生態系や環境問題についての理解を深めました。

クイズで盛り上がる

最後には、学生が考案したクイズ「トンボと岡大の秘密を暴け」が行われ、子供たちは真剣に考えながら答えていました。参加者の大盛り上がりの中、盛況に講座を締めくくりました。

未来へ向けた学び

この公開講座は単なる体験学習にとどまらず、岡山大学の特色ある環境マネジメントコースの教育方針が反映されています。生態学と工学の融合による応用生態工学の視点から、地域の自然と生物多様性を守る重要性を学ぶ貴重な機会となりました。これからも岡山大学の取り組みに期待が高まります。

今後も地域への貢献として、持続可能な開発目標(SDGs)を支援する活動を進める岡山大学の姿勢に注目していきたいです。