旺文社がお届けする新たな古語辞典、第十一版が登場！

新刊情報！『旺文社古語辞典第十一版』の魅力

教育出版の会社、旺文社が刊行する、古語辞典の最新版『旺文社古語辞典第十一版』が、10月22日（水）に発売されます。初版は1960年に登場して以来、約65年の歴史を持つこの辞典は、「入試に強い古語辞典」として数々の改訂を重ね、常に時代のニーズに応えています。

約43,500語を見出し

今回の改訂版では、掲載される語の数が約43,500語に達しました。この膨大な情報量は類書の中でも最も充実しており、ひと目で重要な語がわかるよう、見出し語は3段階の重要度に分けて表示されています。また、豊富な用例も収録されており、その語の使われ方を理解する助けとなっています。

詳細で多角的な解説

この辞典の魅力の1つは、語の理解を深めるために、様々な角度からの解説が行われている点です。具体的には、以下のような特設欄が設けられています：

- 「語意」「語感」欄：その語の独特なニュアンスや本来の意味を詳しく解説。
- 「基本義」欄：重要な助詞や助動詞を明示し、核となる意味を説明。
- 「学習」欄：文法や解釈上の注意事項を丁寧に解説。
- 「まぎらわしい語の識別」：識別の方法を、考え方の手順から解説。

充実した付録でサポート

巻末には、文法から読解までをカバーする充実した付録が含まれています。和歌・俳諧、古文常識、また「敬語解説」など、高校生が苦手とする分野への解説も豊富です。さらに、巻頭には「図説古典文学史」として、各時代の歴史的事象と文学作品との関係を図表と共に解説するカラー口絵も新設されています。

アプリ版も2026年春にリリース

書籍購入者には特典としてアプリ版も提供されます。2026年春リリース予定のこのアプリでは、書籍に加え、特別コンテンツも収録されるため、用途に応じて書籍とアプリを使い分けることが可能になります。収録される内容には、重要な助詞・助動詞の現代語訳をはじめ、助動詞・助詞の早わかり表や『百人一首』の手引きも含まれています。