ウィーログが東京都で認定NPO法人に
2025年9月17日、東京都から認定を受けた特定非営利活動法人(NPO法人)ウィーログが、バリアフリー社会の実現に向けた新たなスタートを切りました。ウィーログは、車いすユーザーが安心して外出できるよう、バリアフリーマップアプリ「WheeLog!」を運営しています。
認定取得の背景
ウィーログは、2015年にGoogleインパクトチャレンジでグランプリを受賞。それ以降、「みんなでつくるバリアフリーマップ」をコンセプトに、ユーザーからの投稿に基づいた情報提供を行っています。現在、「WheeLog!」には、世界中で10万件以上のバリアフリー情報が集まり、多くの車いすユーザーに喜ばれています。この度の認定取得は、支援者やボランティア、投稿したユーザーの皆さまの支えがあって実現しました。
織田友理子代表の想い
ウィーログの代表理事である織田友理子さんは、次のように抱負を述べています。「バリアフリー情報があることで、あきらめていた一歩を踏み出せる人がいます。この認定を機に、WheeLog!が誰もが安心して使える『バリアフリー情報のインフラ』となる日まで、私たちは挑戦をあきらめません。」
バリアフリー情報がもたらす未来
バリアフリーな情報が増えることで、外出への不安が軽減され、人々は新たな希望を見出すことができます。そして、その一歩は、人生全体を変える可能性を秘めています。ウィーログは今後も、車いすユーザーのための情報提供を継続し、「車いすでもあきらめない世界」の実現を目指します。
支援の呼びかけ
また、ウィーログはさらなる活動を支えるサポーターを募集中です。月1,000円のご寄付により、5人の車いすユーザーにバリアフリー情報を提供できます。支援が集まることで、さらに多くの人々に希望を届けることができます。詳細は
こちら。
公式情報と今後の予定
ウィーログは、「車いすでもあきらめない世界をつくる」というミッションを掲げ外国からの注目を集めています。アプリ「WheeLog!」は10万人以上のユーザーが利用し、今後も調査研究や政策提言などを行って、バリアフリーなまちづくりに貢献していく予定です。
更なる情報は公式ウェブサイト(
ウィーログ公式サイト)をご覧ください。また、活動報告や受賞情報は年次報告書やプレスリリースにて随時更新されています。
織田友理子のプロフィール
織田友理子さんは、重度障害者として自身の経験をもとに、バリアフリー社会を目指して奮闘しています。多くの国内外の受賞歴に加え、2025年には国連本部でのスピーチも予定されています。彼女の熱意と努力は、日本が福祉先進国となるための力強い一歩となることでしょう。
ウィーログの活動は、ただの地図作りに留まらず、ムーブメントを生み出しています。今後も、多くの人々の手助けとなるような情報が広がり、希望の光となることを願っています。