開発者ポータル「PlaTT」が新たな一歩を踏み出す
株式会社エーピーコミュニケーションズは、開発者ポータル「PlaTT」の提供開始から1周年を迎え、新しいサービスサイト及びサービス概要を全面的にリニューアルしました。今回のリニューアルは、企業の開発者体験を最適化し、導入を検討する多様なニーズに応えることを目的としています。
「PlaTT」とは?
「PlaTT」は、開発において発生する見えないコストを削減し、プロジェクトの創造性を高める開発者ポータルです。散在するドキュメントや複雑なツール、属人化したノウハウを一元管理することで、開発チームの効率を大幅に改善します。さらに、オープンソースである「Backstage」技術を基に、日本市場向けにカスタマイズされた機能を提供し続けています。
リニューアルの背景
日本のIT業界においては、2030年までにIT人材が不足するという課題が広がっています。これを解決するためにはプラットフォームエンジニアリングが非常に重要であり、開発者が本来の業務に集中できる環境を整える必要があります。エーピーコミュニケーションズはこの流れを踏まえ、PlaTTを通じた情報集約化や開発生産性向上を図っています。
新しいサービスサイトの特長
リニューアルしたサービスサイトでは、ユーザーが求める情報を容易に探せるよう、役割に応じたコンテンツ構成が強化されました。開発者やプラットフォームチーム、技術責任者といった異なるユーザーが直面する課題に合った情報を提供します。
コンテンツ構成の最適化
ターゲットに合わせたコンテンツ構成により、ユーザーは必要な情報を最短距離で得ることができる仕様となっています。これにより、スムーズな意思決定が可能になることを目指しています。
提供機能一覧の見直し
今回のリニューアルでは、PlaTTが提供できる機能を直感的に理解しやすくするためのUX改良が実施されました。特に、操作性や視認性を重視し、情報の比較や検討を容易にする工夫がされています。
導入に伴う不透明性の軽減
導入ステップや料金体系の可視化が行われ、不透明さによって離脱してしまう事態を防ぐ施策が施されています。この結果、企業がPlaTTを採用しやすくなる環境が整備されています。
「すぐに使い始められる」デザイン
新たなデザインは、ユーザーに「すぐに始められる」という印象を伝えることを重視しています。UIの軽やかさと親しみやすさが強調されており、技術職以外の熟練度を問わずに利用できる仕様になっています。
PlaTTの主な機能
PlaTTは、Backstageのテクノロジーを土台に、日本の開発現場に合わせた様々な機能を提供します。主に次のような機能があります:
- - ソフトウェアカタログ:社内でのサービスやAPI管理を一元化。
- - 統合ドキュメンテーション:技術仕様を集合的に管理し、常に最新情報にアクセス可能。
- - ソフトウェアテンプレート:開発環境を自動生成し、作業負担軽減。
- - 強力な検索機能:ポータル内の全情報を横断的に検索。
- - Permission機能:ロールベースによるアクセス制御。
- - マネージド型サービス:運用の煩わしさを軽減。
PlaTTの導入事例
導入事例やコミュニティ貢献に関する情報も公開されています。その中には、プラットフォームエンジニアリングに役立つデータや新しい機能の実装方法などがあります。エーピーコミュニケーションズは引き続きコミュニティに還元し、技術の進化を支援していく予定です。
まとめ
PlaTTは、開発チームが抱えるさまざまな課題に対して、集中できる環境を整えることに成功しました。このリニューアルにより、開発者が本来持っている創造性を引き出し、迅速な市場投入が実現できることでしょう。さらに詳しい情報は、公式サービスサイトで確認できます。