TMEIC、シナモンAIのAI-OCR「Flax Scanner」導入でナレッジ管理効率化
TMEICは、産業システム・電機品、再生可能エネルギーシステムなど幅広い分野で事業を展開するグローバル企業です。同社では、業務の特性上、さまざまなフォーマットの書類が大量に存在し、その中には過去の手書き文書やスキャンデータなど、構造化されていないデータも多く含まれていました。これらのデータは検索性に課題があり、必要な情報にたどり着くまでに時間がかかっていたほか、データや作業履歴に属人的な記載があるなど、膨大なナレッジを効率的に活用できていない状況でした。
この課題を解決するため、TMEICはシナモンAIのAI-OCR「Flax Scanner」を導入しました。「Flax Scanner」は、紙の書類はもちろん、写真や図面などの画像データからもテキストを高精度に自動抽出することが可能です。さらに、フォーマットが異なる非定型帳票から必要項目をAIが特定し、情報取得することもできます。
TMEICは、「Flax Scanner」に自社のシステム環境や課題に最適なカスタマイズを施すことで、さまざまな形式の資料を高精度にデジタル化することに成功しました。これにより、業務効率化とナレッジ活用の促進が期待されます。
シナモンAIのAI-OCR「Flax Scanner」とは
シナモンAIは、非構造化データの活用を支援するAIプロダクト事業とAIコンサルティング事業を展開する企業です。同社のAI-OCR「Flax Scanner」は、高度なドキュメント解析技術と大規模自然言語モデル(LLM)を組み合わせた革新的な製品です。生成AIとの統合も可能で、お客様が保有するナレッジからAI時代の新たな事業構造を創造し、飛躍的な成長を実現する変革の先導役として、多数の国内大手企業への提供実績を有しています。
TMEICとシナモンAIのパートナーシップ
TMEICとシナモンAIのパートナーシップは、企業が抱えるナレッジ管理の課題解決に向けた取り組みの一例です。AI-OCR技術は、今後ますます進化していくことが予想され、さまざまな業界で業務効率化とナレッジ活用の促進に貢献していくことが期待されます。