翻訳の未来を拓く!RWSグループが『Trados Studio 2024』をリリース
翻訳業界をリードするRWSグループは、2024年6月27日に翻訳者向け業界標準ツール「Trados Studio」の最新バージョン『Trados Studio 2024』をリリースしました。
『Trados Studio 2024』は、AI技術の進化とユーザーエクスペリエンスの向上を追求し、翻訳作業の効率化と利便性を大幅に高めた画期的なソフトウェアです。
AIの力による革新的な翻訳体験
『Trados Studio 2024』の最大の特徴は、大規模言語モデル(LLM)を活用したAI機能の搭載です。翻訳作業を支援する革新的な機能により、翻訳者の生産性向上と高品質な翻訳を実現します。
1. Trados Copilot:
Trados Copilotは、LLMを活用した仮想アシスタントです。スマートヘルプ機能では、AIチャットボットに質問することで、適切な回答を得ることができ、関連するリンクにもアクセス可能です。AI Assistant機能では、LLMを翻訳プロバイダとして利用し、プロンプトで指示を出すことで適切な表現の訳文を得られます。プロンプトは細かく設定・制御でき、日本語でも指示出しが可能です。
2. Smart Review:
Smart Review機能では、LLMを活用して翻訳品質を評価し、スコア(0-100)とその根拠を提示します。翻訳を承認または修正すると、LLMはその結果を学習し、時間とともにレビューの精度は向上していきます。
アクセシビリティの向上で誰もが使いやすい環境を実現
RWSグループは、すべてのユーザーが使いやすく、より包括的な翻訳環境を目指しています。
『Trados Studio 2024』では、新たにスクリーンリーダーが搭載され、視覚障がいのある方でも翻訳の一連の操作を行えるよう改善されています。また、オンラインエディタでは音声入力機能が標準搭載され、音声による翻訳の入力と音声によるコマンドの実行が可能になりました。
デスクトップとクラウドのシームレスな連携
デスクトップアプリでローカルプロジェクトを作業する場合でも、クラウド上のリソースを一括で簡単に使用できるようになりました。完全版としてリリースされる「マネージャビュー」では、プロジェクトとファイルなど必要な情報を1つの画面で確認でき、プロジェクト管理者にとって非常に便利です。
翻訳の未来を体験してみませんか?
『Trados Studio 2024』は、30日間の無料トライアル版をご用意しています。この機会に、AIの力を活用した革新的な翻訳体験をぜひお試しください。
RWSグループについて
RWSグループは、英国に本社を置く、翻訳ソフトウェア、翻訳管理システム開発・販売・サポートを行うグローバル企業です。世界で27万人以上の翻訳者が利用し、業界内で80%以上のシェアを誇る「Trados Studio」を提供しています。日本法人であるSDLジャパンは、20年以上、お客様のサポートや無料セミナー、イベント等の活動を行っています。
会社名: RWSグループ(SDLジャパン株式会社)
所在地: 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー4F
設立: 1997年1月
代表取締役: チャン・イン・リー