保育ICTにAI導入
2025-09-25 11:21:52

保育ICTシステム「パステルApps」にAI機能が新たに搭載される

近年、教育現場におけるAI活用が注目されていますが、実際に導入している事例は限られています。そんな中、株式会社サンロフトが提供する保育ICTシステム「パステルApps」に、新たにAI機能が追加されることとなりました。

AI機能の導入背景


この度、2025年9月25日にリリースされた「パステルApps」の出欠連絡機能には、AIによる文章生成・校正、さらには外国語翻訳機能が搭載されることになります。これは、保育現場における業務の負担を軽減し、特に人手不足が叫ばれる状況下で、保育者が子どもたちとの時間を大切にできるようにする狙いがあります。

最近では、外国にルーツを持つ園児が増加しており、保護者とのコミュニケーションにおいて言語の壁が課題とされています。こども家庭庁の調査でも、多くの保護者が翻訳や通訳の不足に悩まされているという報告がありました。これに対し、AIが役立つと期待されているのです。

出欠連絡機能におけるAIの役割


「パステルApps」の出欠連絡機能は、保育者が頻繁に使用する機能です。こちらにAIを組み込むことで、入力された情報をもとに、適切な日本語表現に校正する機能や、箇条書きの情報から文章を生成する機能が実装されます。文章のトーンも選ぶことができ、保育者の負担を軽減します。

また、外国語翻訳機能が搭載されたことで、日本語の文章を多言語に翻訳し、保護者とのより円滑な情報共有を実現します。この機能により、異なる言語を持つ保護者との橋渡しが可能となり、多文化共生を進める上でも大きな助けとなるでしょう。

ユーザーの声


実際に「パステルApps」を利用する保育施設からは、AI機能に対する期待の声が寄せられています。「外部に提出する公的な文章の作成に多くの時間がかかっているため、AIによるサポートがあれば大いに助かる」といった意見が多く見られます。日常業務の中で、人手不足や時間の不足が深刻化している中で、AIの導入は避けられない流れと言えるでしょう。

今後の展望


サンロフトは、AIによる業務負担の軽減と保育の質向上を目指しており、今後も「パステルApps」の他機能においてもAIサポート機能を順次実装していく予定です。こうした取り組みを通じて、保育者が子ども一人一人に向き合う時間を増やし、保護者とのコミュニケーションが深まることを目指しています。

これらの新しい試みは、保育・教育の現場に変化をもたらし、さらには全国的な子育て支援を進める上でも重要な役割を果たすことでしょう。サンロフトは、今後も「パステルApps」を通じて、全国の保育・教育現場がAIと共に成長する未来を支えていきます。


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会社情報

会社名
株式会社サンロフト
住所
静岡県焼津市柳新屋436-1
電話番号
054-626-3366

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