鳴門市、地元食材活用の新名物惣菜プロジェクト始動

鳴門市、地元の食材を活かした惣菜プロジェクト始動

鳴門市が新たな名物を生み出すため、地域の特産物を活用した「新惣菜商品の開発」に乗り出しました。このプロジェクトは、鳴門市内の人気レストラン「THE NARUTO BASE」と連携して進行され、さまざまな地元食材を使用した四種の惣菜商品が開発されます。

プロジェクトの背景

このプロジェクトは、鳴門市が推進する「ふるさと納税3.0」の一環であり、地域の魅力を引き出し、観光客や市民に新しい食文化を提供することを目的としています。地元で生産された食材と、飲食店の料理人、販売拠点である道の駅が一体となり、地域に根ざした商品を作り出す取り組みです。

新惣菜商品のラインナップ

最初に発表される四つの惣菜商品は以下の通りです：

1. 吊るし窯で焼き上げた国産豚の本格焼豚 (300g / 税込 1,885円)
昔ながらの吊るし窯で焼き上げ、肉本来の旨味を引き出しています。福寿醤油がもたらす豊かな風味が特徴です。
アレルギー：小麦・大豆・豚肉

2. とろけるポークシチュー (210g / 税込 1,516円)
濃厚なソースとほろほろの国産豚肉が絶妙に組み合わさり、家庭でレストランの味を楽しめます。
アレルギー：小麦・大豆・豚肉・牛肉・鶏肉

3. 井上味噌醤油の豚ロース味噌漬け (130g / 税込 1,049円)
老舗の井上味噌を使い、香ばしい味噌が豚ロースに染み込みます。表面を焼くだけでご飯が進む逸品です。
アレルギー：小麦・大豆・豚肉

4. おはしで食べられる味しみ豚角煮 (200g / 税込 1,885円)
天然醸造の福寿醤油を用い、柔らかく煮込まれた豚肉が箸で簡単にほぐれるほど溶け込み、湯煎で素早く調理できます。
アレルギー：小麦・大豆・豚肉・鯖

販売スケジュールと場所

これらの惣菜商品は、2026年1月下旬に道の駅くるくるなるとの「道デリキッチン」および公式オンラインショップにて販売が開始される予定です。また、2025年12月10日からは鳴門市のふるさと納税の返礼品としても全国に発信されます。

地域活性化への意気込み

このプロジェクトは、ただの食の提供に留まらず、地域経済の活性化をも期待されている取り組みです。観光客を惹きつけるだけではなく、鳴門に住む人々の日常生活にも根差した商品を目指しています。「旅の土産」だけでなく「日常の食」としても愛されることを願っています。そうすることで、地域の魅力を次世代込み、広く伝えていくことができます。