アスリートの未来
2021-02-08 12:00:03
アスリートの未来を拓く「Athlete Career Challenge」カンファレンス2021の魅力と意義
2021年3月6日、オンラインで開催された「Athlete Career Challenge」カンファレンスは、アスリートのキャリア支援をテーマに、スポーツキャリアサポートコンソーシアム(SCSC)が主催したイベントです。
このカンファレンスは、アスリートが競技から引退した後のキャリア形成に寄与することを目的としており、これによりアスリート自身の人生をより豊かにし、社会への貢献も目指しています。サポートコンソーシアムでは、スポーツの価値向上や、スポーツ人口の拡大につながると確信しており、その実現のための具体的な取り組みを探ります。
開催概要
このイベントは、一般参加者向けにオンライン視聴が可能で、メディア関係者は会場での参加が許可されていました。特に、スポーツキャリアに携わる方々にとって貴重な意見交換の場となったのです。
プログラム内容
カンファレンスのプログラムは、開会挨拶からスタートし、続いて「アスリートキャリア開発支援の社会的役割とその可能性」をテーマにしたトークセッションが行われました。登壇者には、2004年アテネ五輪金メダリストの室伏広治氏や、青山学院大学教授の原晋氏、元競泳日本代表の井本直歩子氏などが参加。アスリートがスポーツ任外でどのように活躍できるかについて、それぞれの視点から熱い議論が交わされました。
フォトセッション後は、「企業とアスリートの立場から見るアスリート人材の課題と魅力」というテーマでの第二のトークセッションが行われました。ここでは、NPO法人や企業の代表が登壇し、アスリートの持つスキルの重要性や、企業側から見たアスリートの魅力について意見を述べ、参加者たちと活発に討論が繰り広げられました。
SCSCの背景と目的
スポーツキャリアサポートコンソーシアム(SCSC)は、2017年に設立された団体で、アスリートのキャリア形成を支援するための体制を強化することを目指しています。現在は、46の団体が参加し、スポーツ界、経済界、教育界の連携が進められています。
SCSCは、産学官が協力して進化した組織で、特に「アスリートキャリアコーディネーター育成プログラム」なども実施しており、全国から多くの参加者が集まりました。この取り組みを通じて得られた知見が、カンファレンスでの発信へとつながるのです。
未来への展望
このカンファレンスは、アスリートが競技外でも活躍できる道を切り拓く重要な交流の場であり、今後も定期的に開催され、さらなる情報共有と社会的価値創造を目指します。アスリート自身が持つスキルや経験が、未知のフィールドにおいても絶対的に有用であることを世に知らしめるために、SCSCは引き続き活動を強化していきます。
会社情報
- 会社名
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スポーツキャリアサポートコンソーシアム事務局
- 住所
- (事務局所在地)東京都港区虎ノ門4丁目ー3ー1城山トラストタワー4F
- 電話番号
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03-6222-9855