酵母細胞壁の健康効果
2026-04-23 14:29:28

アサヒグループ、酵母細胞壁の健康効果を発表:満腹感を高める新発見

アサヒグループの最新研究成果



アサヒグループ食品株式会社は、このたび「パン酵母由来酵母細胞壁」の摂取が満腹感を増強し、消化管ホルモンである「グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)」の分泌を促進することを確認しました。この結果は、2025年8月に神奈川県藤沢市で開催される日本食品科学工学会第72回大会にて発表される予定です。

研究の背景



満腹感は食事制御において極めて重要な感覚です。そのメカニズムは複雑で、様々な身体情報が関与すると考えられています。アサヒグループでは、酵母エキス製造時の副産物である酵母細胞壁に注目し、機能性研究を進めてきました。これまでの研究では、大麦由来のβ-グルカンが満腹感を持続させ、GLP-1の分泌を促進することが確認されています。今回、酵母細胞壁に含まれるβ-グルカンの同様の効果について調査しました。

研究方法



この研究には、日本人の健常な成人男女12名が参加しました。被験者は、酵母細胞壁を含まないプラセボ群と、酵母細胞壁を含む飲料を摂取するYCW群にランダムに分けられました。摂取直後から4時間後まで、満腹感や空腹感に関する評価がVAS(視覚的アナログスケール)を用いて行われ、血液中のGLP-1濃度も測定されました。

研究結果



YCW群は、プラセボ群に比べて摂取後30分から60分の満腹感が増強されることが確認されました。特に、摂取後60分から240分の間において、GLP-1の分泌量が有意に増加することが見いだされました。また、全体のGLP-1分泌量を示す上昇曲線化面積(iAUC)もYCW群が高い結果を示しました。

今後の展望



この研究は単一の摂取の結果に基づいていますが、今後は長期的な摂取が人間の体内に与える影響とそのメカニズムの詳細を追求していく予定です。酵母細胞壁の健康効果に関するさらなる研究が期待されます。

用語解説


  • - VASアンケート: 主観的な感覚を数値で評価する方法。
  • - 消化管ホルモン: 食事に応じて分泌され、消化や吸収を助ける物質。
  • - GLP-1: 食事後に分泌され、血糖値管理や満腹感を促すホルモン。

このように、アサヒグループの最新の研究は、食生活における新たなアプローチを提供すると同時に、健康維持に寄与する可能性を示唆しています。酵母の科学が、私たちの未来の健康にどのように貢献するのか、今後の研究に注目です。


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会社情報

会社名
アサヒグループ食品株式会社
住所
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
電話番号

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