インナーブランド 「Rafra Lunica」新商品発表会
2026年2月19日、東京都港区の明治記念館にて、株式会社アデランスが新たに展開するインナーブランド「Rafra Lunica」の発表会が開催されました。このイベントには、共同開発者であり、乳がんサバイバーでもある梅宮アンナさんが参加し、特に『片胸用ブラ』の開発に込めた想いを語りました。
新商品について
今回発表されたのは、『片胸用ブラ』と『前開きブラ』の2種類。特に『片胸用ブラ』は、乳がん手術を受けた方々が抱えるニーズに応えるために設計されたアイテムです。手術によって敏感になった肌に優しいフィット感を重視し、術後の不快感を和らげることを目的としています。
梅宮さんは、2024年に浸潤性小葉がんと診断され、右胸を全摘出した経験があります。発症の瞬間やその後の治療に関する思いを赤裸々に語り、その中で新商品の必要性を強く感じたと述べました。具体的には、「入院中に“こういう商品があったらいいのにな”という思いを形にしたいと、術後10日ほどから開発に着手した」と彼女の感情と決意を披露しました。
開発秘話
トークセッションでは、梅宮さんと展示会企画室の伊藤あおいさんが開発背景について語りました。彼女は、抗がん剤治療中にも関わらず創作活動への意欲を持ち続けたと明かしました。「手を使える状態でいることが私にとって活力になった」とし、早期にインナーの試作に取り組んだことが逆に彼女を支えたと言います。
伊藤さんも、「梅宮さんからの要望を受けて、実際に肌触りやデザイン、ホックの位置など、細部にわたってこだわって開発しました」と、その苦労を語りました。特に、改良を重ねた試作品には彼女自身の経験が色濃く反映されています。
「勇気と未来を包む」メッセージ
発表会では、梅宮さんの言葉が印象的でした。「このブラは、私たちのように苦しい思いをしている方々へ、勇気を与えるためのプレゼントです」と語ります。手術によって失ったものに焦点を当てることなく、勇気や未来へと繋がるメッセージが込められています。購入者には、自己肯定感を取り戻す手助けとなることでしょう。
商品の詳細と発売日
『片胸用ブラ』はサイズがM~LとL~LLの2展開で、カラーはベージュとブラックが用意されています。一方、前開きブラはピンクとブラックの2色展開となっています。価格は税込3,300円で、2026年2月23日から販売が始まります。
購入は、病院内のヘアサロン「こもれび®」やアデランスの外見ケアショップ、または公式サイトからできます。これにより、商品の普及が期待されます。梅宮さんは、がん治療後も日常生活を送ることができるというメッセージを広めていくことへも力を入れたい意向を表明しました。
まとめ
「Rafra Lunica」は、医療事業としての新しい形を示しています。梅宮アンナさんの個人的な体験から誕生したこのインナー製品が、多くの方に勇気と希望を与えることができるよう期待しています。「すべては笑顔のために」をモットーに掲げる株式会社アデランスは、これからもこのような価値ある商品を提供し続けるでしょう。