液対空気冷却装置
2026-08-04 14:43:20

デルタ電子、初の液対空気式冷却装置をデータセンターに導入

デルタ電子、液対空気式冷却ソリューションを初のデータセンターに採用



デルタ電子株式会社は、株式会社ミライト・ワンが設置したコンテナ型データセンターに、自社の液対空気式冷却ソリューション「LTA CDU」を導入したことを発表しました。これは日本国内で初の試みとなります。この冷却装置は、特に近年の生成AIの急速な普及に伴う高発熱のGPUサーバーの冷却を可能にします。

液体冷却技術の重要性


近年、AIや機械学習技術の発展により、データセンター業界では高性能GPUの需要が急速に高まっています。しかし、その逆に、GPUの性能を向上させるほど発熱が増加し、従来の空冷方式では冷却が追いつかない事例が多発しています。このため、液体冷却技術の導入が急務とされています。

デルタ電子の「LTA CDU」は、GPUなどの高発熱デバイスを効率的に液体で冷却し、既存の空調設備を利用した液対空気式冷却を行うことが可能です。そのため、大規模な冷水設備や複雑な配管工事なしに液冷環境を導入できます。この特徴が、既存のデータセンターをAI対応にする際に、高い利便性を発揮します。

ミライト・ワンのコンテナ型データセンター


今回導入されたミライト・ワンのコンテナ型データセンターは、その目的が次世代AIインフラのテスト環境としての役割を果たすことです。本施設は2026年9月からの運用開始を目指しており、高性能GPUサーバーとIOWN技術を組み合わせた新しい形のデータセンターとしての実績が期待されます。

デルタ電子は、このプロジェクトを通じて、日本市場における液冷データセンターの普及を進め、AIインフラの高度化へ貢献していくとしています。

今後の展望


デルタ電子社長の華 健豪氏は「AIの進化にともない、データセンターには高い冷却性能とエネルギー効率が要求されています。当社の技術が評価されたことは、大変光栄です」と語っています。また、ミライト・ワンの専務執行役員である宮﨑達三氏も、冷却性能と導入の柔軟性を評価し、この技術を通じて未来のデータセンターの実現に向けた意気込みを示しました。

高効率の液冷技術


デルタ電子のLTA CDUの主な特長には以下があります:

  • - 高発熱デバイスの液体冷却
  • - 既存の空調設備を活用しながらの導入が可能
  • - 大規模な冷水設備や冷却配管の新設が不要
  • - コンパクトなデザインで既設やコンテナ型データセンターにも対応
  • - エネルギー効率向上とCO₂排出量削減

これらの特長を活かし、デルタ電子は今後も先進的な液冷技術を推進し、高性能で持続可能なデータセンターの実現に寄与する意向を示しています。

会社情報


デルタ電子は、1971年に台湾で設立され、世界有数のスイッチング電源メーカーとして知られています。日本法人では、EV充電器や再生可能エネルギー関連の事業を展開しており、今後も幅広い分野での成長が期待されています。 デルタ電子ホームページ


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会社情報

会社名
デルタ電子株式会社
住所
東京都港区芝浦4-11-25
電話番号
03-6811-5800

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