教育格差を考えるシンポジウム「Vol.2」が開催されます
認定NPO法人キッズドアが主催する「教育格差シンポジウムVol.2」が、2025年5月26日(月)に東京都中央区で開催されることが決まりました。このシンポジウムは、教育格差の問題を特にデジタル格差や体験格差の観点から深く掘り下げ、解消に向けた具体的な取り組みを話し合う場となります。
教育格差は、今日の社会においてますます重要な課題です。経済的な背景により、平等な教育を受ける機会が得られない子どもたちが多く存在しています。この問題に取り組むことは、私たち全員の責任であり、連携して解決を目指すことが求められています。
IFUTOプログラムの成果報告
キッズドアでは、2022年から経済的に厳しい状況にある家庭の女子高校生向けに、IT&デザインプログラム「IFUTO」を実施しています。このプログラムを通じて、学生たちは新しいスキルを習得し、自信を取り戻す機会を得ています。シンポジウムでは、この3年間の活動成果が報告され、多くの方と共有される予定です。
パネルディスカッションの開催
シンポジウムでは、参加者として産官学民が集まり、教育格差の実態についてのパネルディスカッションが行われます。ここでは、各界の専門家や関係者が自由に意見を交換し、具体的な解決策を見出す機会となります。
特に印象的なのは、昨年IFUTOプログラムに参加した東北の高校生からの発表です。彼女たちは、自身の体験を通じて教育格差の現実を語り、参加者に強いメッセージを届けることでしょう。
多くの方の参加をお待ちしています
教育支援活動に関心のある企業、行政、NPO等の団体はもちろん、一般市民や学生の方々も広く参加を歓迎しています。このシンポジウムは教育格差に対する理解を深めるための貴重な機会であり、みんなで考える場となります。
【開催概要】
- - 日時: 2025年5月26日(月)14:00〜16:00
- - 場所: 東京都中央区新川2-4-7 株式会社内田洋行東京ユビキタス協創広場 CANVAS
- - 定員: 現地参加100名(先着順)、オンライン生配信あり
オンラインでの参加希望者も登録が必須となりますので、事前にお申し込みください。申込みは
こちらから。申込の締切は2025年5月19日(月)15:00です。
キッズドアの使命
認定NPO法人キッズドアは、2009年の設立以来、日本の子どもの貧困問題に取り組んできました。無料の学習会や生活支援を通じて、困窮家庭の子どもたちへ支援を行っています。また、2020年には「ファミリーサポート」システムを立ち上げ、全国の子育て家庭に情報や支援を提供しています。
理事長の渡辺由美子氏は、内閣府や厚生労働省の各種委員を務めるなど、教育支援の最前線で活躍されています。教育格差の解消に向けた活動は今後も続けられていくでしょう。
詳しい情報は公式ウェブサイト
キッズドアをチェックしてください。