医療情報の安全強化
2025-07-10 11:12:59

医療情報の安全性を強化する新たな連携が実現!

医療現場の安全性を向上させる新しい認証体制



システムの安全管理が求められる医療業界では、株式会社ディー・ディー・エス(以下、DDS)と株式会社シーエスアイ(以下、シーエスアイ)の新たな連携が発表されました。この連携は、シーエスアイが提供する電子カルテシステム『MI・RA・Is V(ミライズ ファイブ)』と、DDSが展開する高度な認証ソリューションが整合することで、医療情報の安全性を一層強化するものです。

認証強化の背景



現在、医療情報システムへのアクセスには、厚生労働省が示す「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に基づいた厳格な規定が求められています。このガイドラインでは、医療情報にアクセスする際の本人認証を強化するため、各端末ごとに二要素認証の実装が推奨されています。2027年には新たに導入されたシステムにおいて、この要求が必須となるため、医療機関は早めの準備が必要です。

提供するソリューション



DDSの認証ソリューションには、「万能認証基盤 Themis(テミス)」と「多要素認証基盤 EVEMA(イヴエムエー)」が含まれています。これらは、指紋認証、ICカード、パスワードなどの多様な認証手段を提供し、利用者はそれに応じたセキュリティレベルに基づいて認証を行うことが可能です。特に、生体認証を活用することで、不正ログインやなりすましを防ぐべく、さらに高いセキュリティが実現されます。

また、クレデンシャルキャッシュの導入により、利用者にかかる認証の負担を軽減し、スムーズなシステム利用が可能です。

医療のデジタル化が進む中での役割



『MI・RA・Is V』は、医療のデジタル化に向けた最新の機能を搭載し、ユーザビリティにも配慮した設計がされています。これによって、医療現場での効率向上を図ることができるため、その導入は医療機関にとって重要なステップとなります。DDSの認証基盤との統合によって、安全かつ迅速な情報管理が可能になるのは大きなメリットです。

今後の展望と国際モダンホスピタルショウ2025への出展



DDSは、医療分野におけるICT環境の安全性を追求し、今後も積極的に技術の進化とサービスの向上に取り組む方針を示しています。また、2025年7月には東京ビッグサイトで開催予定の「国際モダンホスピタルショウ2025」に出展し、この新たな連携の詳細を発表する予定です。来場者は、ブースで『MI・RA・Is V』との連携内容を実際に確認することができる機会となります。

まとめ



これらの最新技術の導入は、医療機関にとってセキュリティだけでなく、業務の効率化にも寄与します。DDSとシーエスアイの連携は、医療情報の安全性を一層高める魅力的な一歩といえるでしょう。今後の医療現場がどのように変化していくのか、ますます注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ディー・ディー・エス
住所
電話番号

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