オーファンパシフィックが新たなHAE治療薬「オラデオ®顆粒分包」を承認

新たな治療の選択肢、オラデオ®顆粒分包



2023年、株式会社オーファンパシフィックが遺伝性血管性浮腫(HAE)の発作抑制を目的とした新薬「オラデオ®顆粒分包」の製造販売承認を取得しました。これは、血漿カリクレイン阻害剤として開発されたもので、特に体重15kg以上で2歳から12歳未満の小児を対象とした画期的な治療薬です。

オラデオ®の特徴


オラデオは、BioCryst Pharmaceuticals社によって開発された初の経口投与可能な血漿カリクレイン阻害剤で、日本国内ではオーファンパシフィックが製造販売の承認を持っています。2021年1月には成人及び12歳以上の小児向けに「オラデオ®カプセル」も承認されており、今回の顆粒分包の承認により、より広範な年齢層への対応が可能となりました。

設計と効能


オラデオ顆粒分包は、72mg、96mg、108mg、132mgの4つの規格で提供され、1日1回の経口投与で使用されます。具体的な用量は体重によって異なり、特定の基準に基づいて指示されます。この薬剤は、HAEによる急性発作の発症を抑えることを目的としており、患者さんにとって新たな治療の選択肢となります。

遺伝性血管性浮腫(HAE)とは


HAEは主に、血管透過性を亢進させるブラジキニンが過剰に生産されることで発症します。予測困難な浮腫発作が繰り返され、皮膚や消化管、喉頭など多様な部位に影響を及ぼしますことから、患者の日常生活に大きな負担を強いることがあります。小児においても発症することが多く、突発的な発作への不安は大きなストレス要因です。

新たな希望


オーファンパシフィックは、この新薬の承認が治療の選択肢を広げ、特に小児患者にとって重要な一歩であると考えています。今後、薬価収載手続きが完了次第、オラデオ顆粒分包の市場投入が予定されています。患者やその家族の生活の質を向上させるため、本製品に期待が寄せられています。希少な疾患に対する治療の重要性を再認識させる出来事であり、さらに多くの患者の笑顔を生むことを願っています。

会社情報


オーファンパシフィックは、希少疾病治療薬の開発に特化した日本の製薬企業で、希少疾病を持つ患者とその家族に新たな治療薬を提供することを使命としています。シミックホールディングス株式会社の100%子会社として、医薬品開発のリーダーシップを持ちながら、より多くの患者へのアクセス拡充に取り組んでいます。

会社情報

会社名
シミックホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦1-1-1BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
電話番号
03-6779-8000

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