レシートローラーの新サービス
2024-06-27 18:48:26

レシートローラーがキャッシュレス決済明細を透明化する新サービス「Payment Data Enrichment Service」提供開始

レシートローラーがキャッシュレス決済の透明性を高める新サービス提供開始



株式会社レシートローラーは、キャッシュレス決済時のウェブ明細を分かりやすくする新サービス「Payment Data Enrichment Service by {RECEIPT}ROLLER」(以下、PDEサービス)の提供を開始しました。

PDEサービスは、クレジットカード等のキャッシュレス決済を提供する企業向けに、自社のウェブ明細に表示される店舗情報をより詳細に表示する機能を提供します。これにより、消費者は利用した店舗をより明確に把握できるようになります。また、連携先店舗のデータを利用することで、明細内に電子レシートを表示することも可能です。

キャッシュレス決済の拡大と課題



経済産業省によると、2023年時点のキャッシュレス決済比率は約39%に達し、2025年までの目標である40%達成はほぼ確実です。キャッシュレス決済は急速に普及していますが、消費者にとってウェブ明細の店舗情報が簡易すぎたり、実際の利用店舗と事業者情報が一致しない場合があり、企業に対する問い合わせが増加しています。

PDEサービスの登場



レシートローラーが提供するPDEサービスは、こうした課題解決を目指したものです。既にキャッシュレス決済利用率が高い一部の国では、同様のサービスが提供されており、運用の軽減や不正利用の抑止に繋がっています。日本でのPDEサービス提供は、レシートローラーが初となります。

電子レシートとPDEサービスの連携



従来、決済端末とPOSシステムが別々であったため、ウェブ明細に購入詳細情報やレシートを紐づけることは困難でした。しかし、レシートローラーでは、POSレジ連携とPDEサービスを通じて、この課題を解決します。これにより、お金の動きだけでなく、商品の動きも同時に記録し、閲覧することが可能になります。また、支払い時にレシートを受け取らなくても、ウェブ明細と一緒に後で確認することができるため、支払いプロセスが簡素化され、よりスムーズな決済が可能になります。

エシカルな購入をサポート



レシートローラーは、紙の利用明細から電子のウェブ明細への移行、紙レシートから電子レシートへの変更による紙削減に加え、将来的には購入履歴に購入先のCO2排出量を明記することで、よりエシカルな購入をサポートするサービスを提供していく予定です。消費者は、毎月の利用明細を通じて、CO2削減に貢献している店舗から購入しているかどうかを可視化することができます。

株式会社レシートローラーについて



株式会社レシートローラーは、環境保護とデジタル化を推進する企業です。流通小売業やサービス業のPOSシステムと連携し、紙の代わりに電子レシートを発行する革新的なシステムを開発・提供しています。

まとめ



レシートローラーが提供するPDEサービスは、キャッシュレス決済の透明性を高め、消費者の利便性向上に大きく貢献するサービスです。また、環境保護にも積極的に取り組む同社の姿勢は、今後の社会において重要な役割を果たしていくと考えられます。


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