飛騨高山大学新設
2021-11-05 11:38:28

飛騨高山大学が新たに宮田裕章氏を学長に迎え、共創学部設置へ

飛騨高山大学(仮称)の設立と新学長の就任



2024年4月の開校を目指す飛騨高山大学(仮称)は、学長に宮田裕章氏を任命しました。彼は慶應義塾大学医学部の教授であり、データサイエンスや科学方法論の専門家として知られています。これまでの経歴には、東京大学や大阪大学との関わりも多く、社会変革を意識した研究を行ってきました。

宮田裕章氏の社会的貢献



宮田氏は、教育だけでなく、地域社会に貢献する様々な活動も展開しています。2025年の日本万国博覧会のプロデューサーや、厚生労働省の関連委員会に携わるなど、その範囲は広がっています。彼が提唱する「共鳴する社会」は、多様な価値観を尊重し、個々の能力が引き出される社会の実現を目指しています。これらの信念は、飛騨高山大学の教育方針にも色濃く反映されています。

新学部「共創学部」の設置



大学名は「飛騨高山大学(仮称)」ですが、新設される学部の名称は『共創学部』に変更されました。この学部は、学際的でリベラルアーツ的な教育を目指し、地域と連携した実践的な学びを提供します。地域の実情に根ざした教育を通じて、時代に即した人材の育成を目指しています。

藤本壮介氏によるキャンパス設計



本校キャンパスは、著名な建築家藤本壮介氏が設計を担当します。彼は「その先へと開かれた場所」をテーマに、美しい山並みに包まれた開放的なキャンパスを構想しています。学生や地域の人々が集い、意見を交換することで新たな価値が生まれる場を目指します。

設計方案では、中央には丘を配置し、自由に交流しながら新しいアイデアを生み出すことができる空間を作り上げます。このようなデザインは、学びの場としての機能だけでなく、地域社会との結びつきを強化する役割にも寄与するでしょう。

地域拠点の拡充



また、飛騨高山大学(仮称)は本校キャンパス以外にも、全国各地に11の学びの拠点を設置する計画です。これにより、地域の学生が「共創学部」の講義を受けられるようになるほか、地域固有の課題にも直接取り組む機会が提供されます。これにより、地域人材が繋がり合い、共同で地域課題に取り組むことで、実践的な学びが促進されることが期待されます。

未来への期待



飛騨高山大学(仮称)は、教育を通じて地域に貢献し、持続可能な社会の実現を目指しています。宮田裕章氏のリーダーシップの下、新しい「共創学部」に期待が寄せられ、多様な価値を創造する場が提供されることが期待されます。地域の温かい支援を受けつつ、未来に向けた教育の場として飛躍することを願っています。

会社情報

会社名
一般社団法人CoIU設立基金
住所
古川町金森町2-23古川町金森町2-23
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。