個人情報保護技術
2017-06-01 14:10:01
AI insideが個人情報保護を実現する新技術を始動!
AI insideの新サービスPDSとは
AI inside株式会社は、個人情報の管理をより安全に行うための新たな技術を発表しました。それが「AI inside Personal Data Store(AI inside PDS)」です。このAPIベースのサービスは、個人情報を持つユーザーと、それを需要する企業の双方に利便性を提供しつつ、個人情報を保護する仕組みを提供します。
1. AI inside PDSの背景
近年、個人情報の取り扱いに関する法規制が強化されており、特に改正個人情報保護法が施行された平成29年には、その重要性が増しています。この環境下で、個人情報をどのように安全に管理し、活用するかが重要な課題となっています。
AI insideはこのニーズに応えるべく、AI inside PDSの実証実験を開始しました。この技術は特に、企業が顧客のデータを取得・管理する際に役立ちます。API化されたPDSは、個人情報がどう扱われるかに安全性を持たせることを目的としています。
2. AI inside PDSの特長
この新しいサービスの特徴の一つは、独自の特許技術を用いた個人情報の分離匿名化です。この技術によって、個人情報はデータとして意味を持たない形に加工され、セキュリティリスクを大幅に軽減することが可能になります。さらに、AI inside PDSでは個人情報の管理や操作が行える環境が整っています。
具体的には、情報データは匿名化され、復元・編集・削除が可能なため、ユーザーは安心して自分のデータを管理できます。そしてAI inside側では、個人情報を一切保存しないため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができるのです。
3. 利用シーン
AI inside PDSが活用される場面は多岐にわたります。例えば、エンドユーザーが自身の個人情報を安全に管理したい場合や、企業が顧客のデータを安全に運用したい場合などが想定されます。特にビジネスシーンにおいては、個人情報を効果的かつ安全に使いたい企業には欠かせないツールとなるでしょう。
4. デジタルトランスフォーメーションへの寄与
AI insideは「社会のデジタル・トランスフォーメーションを実現する」というビジョンを掲げており、その一環としてAI inside PDSを展開しています。AIや関連技術を駆使したソリューションを今後も積極的に提供していく意向を示しています。
コミュニティ全体がAI insideの新サービスに注目している中、どのようにそれが具体的に活用され、社会に影響を与えるのか見守りたいところです。
5. 結論
AI inside PDSの実証実験の開始は、個人情報保護の未来を見据えた重要な一歩と言えます。今後、企業がこの技術をどのように取り入れ、利用していくのか、その展開から目が離せません。私たち一人ひとりの個人情報がどのように扱われるかという課題に対し、AI insideが提供するPDSサービスが解決策となることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
AI inside 株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3-8-12渋谷第一生命ビルディング4階
- 電話番号
-
03-5468-5041