NTT-ATが新たにSaaS版「@DeAnoS」を展開、迅速な異常予兆検知を実現

NTT-ATが新たなSaaS版「@DeAnoS」を発表



NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、AIを活用した異常予兆検知ソリューションである「@DeAnoS」の新たな形態として、SaaS(Software as a Service)版の提供を2025年8月18日より開始します。この新しい提供形態によって、異常検知の手軽さが増し、保守運用業務における効率化が期待されます。

1. SaaS版の背景



ITインフラの運用現場や製造業では、故障やサービス品質の低下が大きな問題となっています。NTT-ATはこれらの課題に対処するために「@DeAnoS」を導入してきましたが、多くのお客さまからは「もっと簡単に使いたい」「迅速に導入できる方法が欲しい」といった声が寄せられていました。これを受けて、SaaS版を開始する運びとなりました。特に、インターネットさえあればすぐにサービスを利用できる手軽さは、これまでにない利便性を提供します。

2. 「@DeAnoS」SaaS版の特長



SaaS版の最大の特長は、初期構築が不要なため即時に運用を開始できる点です。これにより、コストを抑えながらも、導入が容易になります。また、お客様による定期的なシステムアップデート作業が不要で、常に最新の機能やアルゴリズムが適用されるため、安心してご利用いただけます。

さらに、経験豊富なデータアナリストが支援に加わるため、初めての方でも安心して運用が可能です。このように、SaaS版は通信インフラをはじめとする製造業やサービス業など、幅広い業種に対応可能なソリューションへと進化しています。

3. SaaS版のプランと料金



「@DeAnoS」SaaS版では、以下の2つのプランが提供されます:
  • - スモールプラン(¥200,000/月・税別)
- GPUなし
  • - スタンダードプラン(¥300,000/月・税別)
- GPUあり、可視化ツールAPIの利用が可能

また、従来のオンプレミス版も引き続き提供いたしますので、ニーズに応じた選択が可能です。

4. 提供開始日と今後の展望



新SaaS版の提供は2025年8月18日から開始され、NTT-ATは異常予兆検知ソリューションの拡充に全力を注いでいます。さらに、生成AI技術を活用した「ナレッジ駆動型システム運用自動化ソリューション」も併せて展開し、「@DeAnoS」との連携を通じて、より高度な運用支援を目指します。

このように、NTT-ATはAI技術を駆使し、企業の業務効率化とデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献し続けていく所存です。

詳細は公式サイトおよびお問い合わせ先をご覧ください。

会社情報

会社名
NTTアドバンステクノロジ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
電話番号

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