新たな通勤パスの社会実験が始まる
東日本高速道路株式会社北海道支社は、2024年4月から「通勤パス」の社会実験を開始し、2025年10月からの利用に向けた申込受付が始まります。この取り組みは、平日朝夕における高速道路の混雑を緩和し、一般道路の通勤時間帯のスムーズな交通を目指しています。
通勤パスとは?
通勤パスは、高速道路を平日朝夕の時間帯に最大50%割引で利用できる新しい割引制度です。事前に指定した車種やコースを登録することで、月初から月末までの間、1日3回まで利用可能となります。この割引制度は、多様な勤務体系にによる通勤の効率化を図ることを目的として開発されました。
社会実験の具体的な内容
- - 割引適用の条件:割引は曜日や時間帯に制約がなく、利用者の柔軟な通勤スタイルをサポートします。
- - 申し込み方法:各利用月の前月に、当社のウェブサイトでの申し込みが必要です。例えば、2025年10月の利用を希望する場合は、2025年9月11日から30日までの期間に申し込む必要があります。
対象期間と申し込みスケジュール
下記の通り、利用可能期間と申し込みの受付期間が設定されています:
1.
2025年10月:申込期間9月11日~9月30日
2.
2025年11月:申込期間9月11日~10月31日
3.
2025年12月:申込期間9月11日~11月30日
4.
2026年1月:申込期間9月11日~12月31日
5.
2026年2月:申込期間9月11日~2026年1月31日
6.
2026年3月:申込期間9月11日~2026年2月28日
各月500名のモニターが先着順で募集されますので、お早めに申し込むことをお勧めします。
対象車両とその他の条件
通勤パスの利用には、ETC無線通信が可能な軽自動車や普通車が対象です。ただし、ETC コーポレートカードでの利用は不可ですので、ご注意ください。割引の重複適用はなく、通勤パスの申し込み後は他の割引と併用できません。
この新しい試行制度は、今後の交通環境の改善につながることが期待されており、多くの利用者が恩恵を受けることになるでしょう。混雑の緩和に貢献するこの制度、ぜひご利用を検討してみてください。