エクレクト、ひろぎんグループからの資金調達で地域DX推進へ

新たな資金調達で地域DXを加速するエクレクト

株式会社エクレクトは、地域のデジタルトランスフォーメーション（DX）およびカスタマーエクスペリエンス（CX）の向上をさらに推進するため、ひろぎんグループからの出資を受けたことを発表しました。特に、ひろぎんグループの子会社であるひろぎんキャピタルパートナーズ社が運営する「HiCAP 5号ファンド」からの資金調達は、エクレクトの成長における重要なステップとされています。

エクレクトの背景と成り立ち

エクレクトは2017年に東京で設立され、2021年には本社を広島に移転しました。この移転後も、地域経済の活性化に向けて多くの企業と協業し、様々なプロジェクトを展開してきました。特に、地域のニーズに応じたサービスを提供しつつ、雇用創出にも力を入れている点が評価されています。

2023年3月には「HiCAP 4号投資事業有限責任組合」からも出資を受けており、今回の出資は地域での事業基盤をさらに強化するものと見られます。そのため、エクレクトにとっては信頼の証とも言えるでしょう。

ひろぎんキャピタルパートナーズ社について

ひろぎんキャピタルパートナーズ社は、ひろぎんグループの一員として2020年4月に設立されました。地域企業の経営課題が複雑化する中で、地域活性化に関する資金ニーズが増加しています。この企業は、地域企業の価値向上を目的として多様なファンドを運営しており、地域の活性化や雇用創出にも積極的に寄与する活動を行っています。

エクレクトのCXソリューション

エクレクトは、600社以上の支援実績を有するCXソリューションカンパニーです。カスタマーエクスペリエンスの向上を目指すサービスをトータルで提供し、特に『Zendesk』においてはアジア太平洋地域での導入実績がNo.1という強みを持っています。さらに、AWSなどの技術と連携し、システム設計から運用までのサポートを行っています。

今後の展望

今回のひろぎんグループからの出資を受け、エクレクトは今後も地域の企業や自治体と連携し、様々な課題解決に向けた取り組みを進めていく予定です。エクレクトの成長が地域経済にどのような影響を与えるのか、それに伴う雇用創出にも注目が集まっています。この地域DXの取り組みが成功することで、さらに多くの企業が新たなビジネスチャンスを見出すことが期待されています。