犬の預かりマッチングプラットフォームDogHuggyがペットゴーに参加

ペットゴーとDogHuggyの新たな一歩

東京都中野区に本社を構えるペットゴー株式会社が、犬の預かりマッチングプラットフォーム「DogHuggy」をグループに迎えることを発表しました。これにより、ペットゴーは「買う場所」から「過ごす場所」まで、ペットと共に過ごす日常をトータルでサポートする「ペットライフ・プラットフォーム」企業へと進化していきます。

グループ加入の背景

昨今、ペットを家族の一員として迎える家庭が増えている一方、旅行や出張などで愛犬を預ける際の課題は多くの飼い主にとって重要な問題になっています。DogHuggyは、2015年の創業以来、近隣の愛犬家（ドッグホスト）と飼い主を結ぶマッチングプラットフォームを提供し、安心して愛犬を預ける選択肢を提供してきました。数万泊以上の実績を持つこのサービスは、C2C型のシェアリングエコノミーモデルとして日本における先駆者といえます。

一方、ペットゴーは2004年の創業以降、「ハッピーペットライフ」というスローガンを掲げ、ペットのQOL向上を目指した事業を展開。これには、14のオンラインストアの運営や、D2Cブランド「VETSOne」などが含まれます。さらに、2025年には「FLAFFY」という国内最大級のペットメディア企業をグループに迎え入れ、ペット関連事業の拡大に努めています。

統合の目的とシナジー

ペットゴーがDogHuggyを統合することで、ペットに関連する幅広いサービスを提供し、さらなる成長を目指します。DogHuggyのC2C型モデルや地域密着型のコミュニティ形成のノウハウは、ペットゴーが掲げるQOL向上のビジョンに即したものです。都市部で増加する「預け先ニーズ」にも、戦略的に応じる構造になっています。

両社の顧客基盤やEC、物流、デジタルマーケティングなどの専門知識を共有することで、DogHuggyのブランドとサービス認知を拡大し、より多くの飼い主やドッグホストに支持される基盤を築いていきます。この結果、将来的な海外進出にもつながる可能性があります。

今後の展望

このグループジョインによって、DogHuggyは「安心して愛犬を預けられるサービス」を日本中に拡大し、飼い主やドッグホストにとって更に使いやすくて信頼されるものになることを目指します。ホストネットワークの拡充やサービスの向上、そしてイベントやメディアの連携を通じて、犬と暮らすライフスタイルを豊かにしていく施策も進めていきます。

ペットゴーは、DogHuggyやFLAFFYと協力し、「ペットコマース」「ペットメディア」「ペットケア」の三位一体戦略により、飼い主の多様なライフスタイルに寄り添ったサービスを展開していく方針です。DogHuggyもまたペットゴーグループのリソースを生かし、さらなる成長を果たしていくことでしょう。