スコットランドの伝統が息づくブラッドノック
スコットランド南部に位置するブラッドノック蒸溜所は、1817年に創業され、長い歴史を持つウイスキーの聖地です。この蒸溜所は数度のオーナー変更や設備の撤去など、数々の困難を乗り越えてきましたが、2015年にオーストラリアの実業家、デヴィッド・プライアー氏によって買収され、完全に新しいスタートを切りました。
この度、ブラッドノックから2つの新商品「11年」と「サムサラ」が発売されることが決定しました。これらのウイスキーは、株式会社都光を通じて2024年8月6日に通販および都内各店舗で販売される予定です。
ブラッドノック 11年
「ブラッドノック 11年」は、従来の10年からレシピを見直し、より良いバランスを求めて調整が施されています。マスターディスティラーのニック・サヴェージ博士による手がけで生まれたこのウイスキーは、バーボン樽でじっくり熟成された原酒100%を使用しており、その結果、46.7%のアルコール度数ながらも、飲みやすく洗練された風味を実現しています。
- 香りはハチミツ、シトラス、そしてフローラルな余韻。
- 味わいはパルマスミレのフレーバーが広がり、新鮮なリンゴの甘みが感じられ、最後は爽やかなフィニッシュへと誘われます。
このウイスキーの容量は700mlで、希望小売価格は14,000円(税別)。日本に入荷する総数は312本と限られており、希少性も魅力の一つです。
ブラッドノック サムサラ
「サムサラ」は、蒸留設備を一新する前に熟成した原酒をベースにし、約8年熟成のバーボン樽原酒と約14年熟成のカリフォルニア赤ワイン樽原酒をブレンドしたウイスキーです。このウイスキーの名前にはサンスクリット語で「新生」を意味する意味が込められています。
- バニラクリーム、みずみずしいリンゴ、フローラルな香りが心をくすぐる。
- 味わいは濃厚なバニラファッジに、青草の爽快感が加わり、リッチな余韻では次第にシトラスのフレーバーが現れます。
「サムサラ」の容量も700mlで、希望小売価格は15,000円(税別)。日本に入荷する数量は264本と、こちらも限定されています。
まとめ
スコットランドの歴史あるブラッドノック蒸溜所から生まれたこの2つの新しいうイスキーは、その風味と背景に深い愛情がこめられており、多くのウイスキー愛好者にとって見逃せない逸品です。ぜひ、手に入れてその魅力を体験してみてはいかがでしょうか。