シニア層のデジタル利用
2024-08-28 10:46:53

シニア層のデジタル利用状況調査:キャッシュレスとインターネットの現状

シニア層のデジタル利用状況調査



2024年7月2日、株式会社DIGITALIOが実施した「シニアのデジタル利用実態調査」の結果が発表されました。この調査では、満60歳以上のシニア層を対象に、レスポンス405件から彼らのキャッシュレス決済とインターネットの利用状況が明らかにされました。特に、シニア層におけるデジタル技術の普及率が高まっていることが伝えられています。

調査背景


近年、デジタル技術は様々な世代に好影響をもたらしています。この中で、これまでデジタル機器への抵抗感があったシニア層にも、スマートフォンやキャッシュレス決済の浸透が見られるようになっています。様々なデータから、シニアのデジタル技術に対する受容の高さが浮き彫りになりました。

キャッシュレス決済の利用状況


調査の結果、シニア層の73.7%が「直近1ヶ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と答え、特にキャッシュレス決済の利用が主流となっていることが示されました。
また、シニア層は現金決済よりもキャッシュレス決済を利用する傾向が強く、現金を持たずに出かけることに抵抗を感じると答えた人は約70%に達しました。これは、シニア層が生活の中でデジタル決済を積極的に取り入れていることを意味しています。さらに、調査では電子マネーの利用経験が58.6%と全ての世代で最も高い水準であることが分かりました。

利用手段の詳細


シニア層の中で最も多く利用されているキャッシュレス決済手段は「クレジットカード」で、50%の人がこれを最も頻繁に使用していることが明らかになりました。これに対し、他の世代は電子マネーの利用が目立ちますが、シニア層はクレジットカードを重視しています。利用する財布の形状としては、二つ折り財布を40%以上が選んでおり、長財布も一定の人気を誇っています。

インターネットの利用状況


シニア層のインターネット利用に関しては、主にPCを使用していることが確認されました。60代以上では63%がPCを利用すると答える一方、スマートフォンの利用率は37%にとどまっています。これにより、シニア層はスマートフォンよりPCでの情報収集を好む傾向があることが分かりました。また、SNSの利用動向を見てみると、シニア層が最も多く利用するプラットフォームは「Facebook」であり、これも他の世代に比べて利用率が圧倒的に高いという結果が出ています。

シニア層がインターネットを利用する主な目的には、メールの送受信、天気予報やニュースの閲覧、さらにはオンラインショッピングがあり、これらが彼らの日常生活において重要な役割を果たしていることが分かります。

まとめ


この調査結果から、シニア層がデジタル社会においても積極的に活動していることが浮き彫りになりました。彼らはキャッシュレス決済やインターネット利用を通じて、他の世代と同じように便利さを享受しているのです。デジタル技術が進展する今日において、シニア層もデジタル社会の一員としてその利点を享受できる時代が来ていることを示しています。今後も彼らのデジタルリテラシーが高まり続けることを期待したいと思います。


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会社情報

会社名
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