沖縄が舞台のフレスコボール日本ツアーが始動
日本フレスコボール協会(JFBA)は、2025年に開催される「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025」に沖縄県の企業、株式会社モビイクスと有限会社比嘉酒造がスポンサーとして参加することを発表しました。これにより、沖縄でのフレスコボール普及活動がさらに加速すると見込まれています。
フレスコボールとは?
フレスコボールはブラジル・リオデジャネイロ発祥のビーチスポーツで、1945年に考案された後、現在では世界中で楽しまれています。このスポーツの独特な点は、競い合うのではなく、協力してラリーを続けながら得点を重ねる形式です。一般的には5分間のラリーを行い、7メートルの距離を保ちながらプレイします。そのため、「思いやりのスポーツ」と呼ばれ、多くの人々が心を通わせることを目的としています。
沖縄でのフレスコボールの歴史
沖縄には2021年に初めて宜野湾市トロピカルビーチでフレスコボール大会が開催されて以来、毎年初戦が実施されてきました。2022年には、株式会社モビイクスが那覇市内にシェアオフィス「ZORKS沖縄」を設立し、フレスコボールコミュニティの活性化に貢献しています。バラエティに富んだスキルを持つベンチャー企業が集まるこの場所では、フレスコボールを通じて地域活性化を目指しています。
スポンサー企業の紹介
株式会社モビイクス
モビイクスは沖縄のIT関連企業で、シェアオフィス「ZORKS沖縄」を運営、さまざまなITプロジェクトを手掛けています。この企業は優れた企画力を活かし、フレスコボールを通じた地域社会の発展に力を注いでいます。
モビイクスの公式サイト
有限会社比嘉酒造
比嘉酒造は、沖縄の伝統的な泡盛「残波」の製造を行う企業で、時代のニーズに合った製品開発に注力しています。「SMILE BE WAVES」という新たなブランドテーマを掲げ、家族や友人と楽しむシーンを大切にする製品を展開しています。FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025へ物品協賛として「残波ハイボール」「残波シークヮーサーサワー」を提供します。
比嘉酒造の公式サイト
フレスコボールオキナワカップ2025
2025年2月8日から9日にかけて、美らSUNビーチにて「沖縄ビーチスポーツフェスティバル2025」が開催され、初日に「フレスコボールオキナワカップ2025」が実施されます。このイベントは、沖縄でのフレスコボールの普及と地域コミュニティの形成を促進する重要な機会となります。詳細は
こちらから確認できます。
沖縄の特性を活かした地域活動
JFBAは、沖縄の美しいビーチと温暖な気候を活かし、「沖縄をフレスコボールの聖地に」をテーマに活動を展開しています。地域コミュニティの立ち上げに興味のある個人や団体を募り、この素晴らしいスポーツを通じてより強い地域づくりを目指しています。2025年までには日本全国に47の地域クラブの設立を目指し、より多くの人々にフレスコボールの楽しさを伝えていく方針です。
日本のビーチを舞台にした新たなスポーツ文化が育まれていく中、沖縄がその中心となっていくことが期待されます。