調達業務を次のステージへ!リーナーが約15億円を調達
株式会社Leaner Technologiesが、調達・購買業務向けのクラウドサービスを提供する中、シリーズBラウンドで約15億円の資金調達を成功させました。現代のビジネスシーンにおいて、調達の効率化は企業の競争力を大いに左右し、その重要性はますます高まっています。リーナーのミッションは「調達のスタンダードを刷新し続ける」こと。この理念の下、従来のアナログな調達業務から脱却し、デジタル化を推進するサービスを展開しています。
リーナーの取り組み
リーナーが提供する「リーナー見積」や「リーナー購買」は、企業の調達部門に必須のツールとして機能しています。「リーナー見積」は、見積依頼から仕入先の選定までをデジタル化し、従来のメールや電話依存から脱却。業務の標準化による工数削減はもちろん、データの蓄積や分析を通じて、バイヤーの経験やスキルの継承を実現します。この結果、企業は効果的な調達戦略を策定し、収益性向上につなげています。
2023年5月には新プロダクト「リーナー購買」をリリース。各拠点での企業の間接材購買における管理やガバナンスの強化を目指しており、発注から納品、検収までをデジタル化します。これにより、購買データが可視化され、最適な購買先の選定やコストダウンが実現されます。
資金調達の意義
リーナーが今回の資金調達を通じて目指すのは、調達・購買領域のさらなる複雑化や多様化に対応するためのマルチプロダクト展開です。新規ビジネスモデルの開発やマーケティング活動への投資を強化し、より多くの企業に対して価値を提供します。
本ラウンドでは、グロービス・キャピタル・パートナーズやBessemer Venture Partners、GMO VenturePartnersなどの著名な投資家が参画。これにより、リーナーは強力な資金基盤を得て、さらなる成長へと向かいます。
業界の注目
今回の資金調達に際し、投資家からの期待の声も高まっています。グロービス・キャピタル・パートナーズの湯浅氏は、2022年のシリーズAラウンドに続くリード投資に大きな期待を寄せ、「Leaner見積は急成長を遂げている」と評価。また、Bessemer Venture PartnersのBryan Wu氏は、リーナーのプロダクトが日本市場において多大な効果をもたらすと確信しています。
今後の展望
リーナーの代表取締役である大平裕介氏は、「調達のスタンダードを刷新し続ける」ことが企業の競争力向上につながると確信し、今後の展開を楽しみにしています。多様なニーズに応えるため、さらなる組織拡充やプロダクトの進化を目指して走り続けるリーナーの姿勢は、他の企業にとっても模範となるでしょう。企業の調達・購買業務のデジタル化は、未来のビジネスの在り方に変革をもたらすことが期待されています。
詳しい情報は、リーナーの公式サイトをご覧ください:
Leaner Technologies