ジェネシス、独立企業初の100日を経て驚異的な成長を記録
ジェネシス、独立企業としての成長を遂げる
米カリフォルニア州デイリーシティに本社を置くジェネシス社(Genesys Telecommunications Laboratories, Inc.)は、独立した企業としての最初の100日間を順調に過ごし、その成果を公表しました。2011年には前年比で8%の成長を遂げ、2012年第1四半期にも前年比13%の成長を記録しています。これは、同社の事業が着実に拡大し続けていることを示しています。
売上高の成長
ジェネシスは、特に従量制サービスとホスティングサービスの成長に支えられ、従量制サービスでは35%、ワークフォース最適化ソリューションでは80%の増加を見せています。こうした結果、同社は年商5億ドルを越える規模へと成長しました。さらに、全体のEBITDAも20%以上と高水準を維持しています。
新たなサービスの発表
同社は最新のモバイル顧客ケアソリューション「Genesys Mobile Engagement」を発表しました。このソリューションは、スマートフォンアプリとカスタマーサービスエージェントを直接結びつけ、顧客との対話をより円滑に行うためのものです。また、企業の顧客サービス活動にソーシャルメディアを効果的に組み込む「Genesys Social Engagement」もスタートしており、この分野でも好調な滑り出しを見せています。
グローバルな展開
2012年第1四半期には、南アフリカのボーダコムや英国のエブリシング・エブリウェアでの運用が始まり、さらにGenesys SIP Serverの導入が30万席に達しました。この導入は、PBXベースのコンタクトセンターからソフトウェアベースのソリューションへの移行を促進するものです。このように、ジェネシスは世界各地で着実な成長を遂げており、その姿勢を市場に強くアピールしています。
重要なイベント「G-Force」
ジェネシスにとって重要なカスタマーイベントである「G-Force」も開催され、700社以上の顧客やパートナーを迎え入れました。このイベントでは、同社の最先端サービスの紹介に加え、顧客との深い対話を重視したセッションも行われ、企業の成長を診る貴重な機会とされています。
今後への展望
ジェネシスのCEOであるポール・セグレ氏は、会社の順調な成長を喜びながら、今後も顧客体験の分野でさらなる技術革新を推進し、2012年にはR&Dの投資を14%増加させる計画を表明しました。こうした取り組みを通じて、顧客への優れた成果を提供し続ける意気込みを示しています。
ジェネシスについて
ジェネシスは、80カ国以上で2000社を超える顧客を持ち、顧客とのコミュニケーションを改善するためのソリューションを提供しています。毎日1億件以上のインタラクションを処理し、高度なパーソナライズを実現する彼らの技術は、コンタクトセンターからバックオフィスに至るまで、すべての顧客サービスプロセスを最適化しています。ジェネシスは、今後もそのイノベーションを通じて、顧客と企業との新しい関係構築を支援していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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ジェネシス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区内幸町1-3-2 内幸町東急ビル6階
- 電話番号
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03-6361-8000