タテ読み漫画の新たな潮流
株式会社ソラジマ(本社:東京都港区、代表取締役:萩原鼓十郎・前田儒郎)が発表したニュースは、タテ読み漫画業界に新たな風を吹き込むものである。ソラジマは、今世紀を代表するコンテンツを創るという使命のもと、タテ読み漫画の読切作品の制作に大規模な投資を行うことを決定した。
読切作品の新たな挑戦
新しい漫画アプリ『ソラジマTOON』は、2024年10月21日(月)にスタートし、毎週月曜日に1~2作品の読切漫画を公開する予定だ。このプロジェクトには、2025年度までに年間100本、2030年度までに年間365本の公開を目指す野心がある。特に、年間5億円以上をクリエイターの新しい挑戦に投資することで、タテ読み漫画の新たな才能を発掘・育成するという。
タテ読み漫画業界でこの規模での読切作品制作を行う企業はほとんどなく、その背景には、読切作品が1話完結で次回作への期待が薄いことから、企業がクリエイターに長期的な投資を行うことは難しいという現実がある。しかし、このままでは新しい才能の発掘が遅れ、業界全体の成長が見込めない。これに対し、ソラジマは過去の経験を元に大胆に投資することに決めたのだ。
『ソラジマTOON』の魅力
『ソラジマTOON』は、自社オリジナルのタテ読み漫画に特化した新サービスで、ピッコマやLINEマンガでの連載作品に加え、ここでしか読めないフルカラーのオリジナル読切作品を提供する。創刊時点で約60の連載作品が掲載される予定で、各作品は毎日1話無料で楽しむことができる。
読切作品のラインナップ
すでに『ソラジマTOON』には、日向の太陽、豆宇舵アイスプトロ、黒島亜夢などのクリエイターによる25作品の読切作品が掲載されている。これまでのタテ読み漫画の枠にとらわれず、クリエイターの個性を活かした作品づくりが進められる予定だ。
持続可能な成長を目指して
ソラジマは2019年の設立以来、多くの成功した作品を公開してきており、その中には『傷だらけ聖女より報復をこめて』のアニメ化や、北米でのヒット作『かたわれ令嬢が男装する理由』がランクインした実績もある。しかし、彼らの目指す「今世紀を代表するコンテンツを創る」というミッションを達成するためには、より大胆な取り組みが求められる。今回の読切作品への投資を皮切りに、タテ読み漫画の制作を新たな次元へと引き上げていく。
ソラジマのビジョン
株式会社ソラジマは、オリジナルのタテ読み漫画を制作することに特化し、100以上の作品を発信している。韓国をはじめとした11カ国・地域の漫画アプリでも配信され、多様な市場での展開を行っている。2021年には『シンデレラ・コンプレックス』が地上波で実写化され、2025年には『傷だらけ聖女より報復を込めて』のアニメ化も控えている。
拡大するタテ読み漫画市場の中で、ソラジマは新たなチャレンジを続け、業界のリーダーとしての地位を確立していくことが期待される。今回の投資により、新しい才能が発掘され、未来のヒット作が誕生することを心から願っている。
会社概要
- - 社名: 株式会社ソラジマ
- - 所在地: 〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目12-3 Daiwa芝浦ビル 2階
- - 代表者: 代表取締役 Co-CEO 萩原鼓十郎、代表取締役 Co-CEO 前田儒郎
- - 設立年月: 2019年2月
- - 事業内容: コンテンツIPの制作・配信
- - URL: https://sorajima.jp
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