平川市オンライン祭り
2020-12-15 09:00:01

青森県平川市で初のオンラインSERIまつりを開催!地元の名産品を競り落とす新たな挑戦

新型コロナウイルスの影響で、我々の日常は大きな変化を強いられています。特に地方自治体においては、従来のイベントや活動が制限される中で、新たな方法で地域の魅力を伝える努力が続けられています。そんな中、青森県平川市は、2020年12月20日に「オンラインSERIまつり」という新しい試みを実施しました。このイベントは、平川市の特産品をオンラインで競り落とすというもので、市外の参加者も気軽に参加できるよう配慮されています。平川市は、弘前市や十和田市と隣接し、秋田県との県境にある人口約3万人の津軽地方の市。特に農業が盛んな地域であり、りんごや米の生産が行われています。

このオンラインSERIまつりでは、平川市の生産者と消費者を直接結びつけることを目的としており、普段市場に出回らないような希少な商品も出品されました。例えば、平川市自慢の「ひらかわ牛」の極上サーロインは、全国和牛能力共進会でA5ランクかつ最上級の評価を受けた逸品です。このサーロインは市内で一つの牧場でのみ生産され、肉質が柔らかく、甘みのある脂肪が特徴です。都内で購入するとなると100gあたり5,000円以上しますが、このSERIまつりでは手頃な価格で入手可能です。

また、もう一つの注目商品が、今井農園で育てられた超希少品種のりんご「美丘」です。このりんごは驚くほどの果汁が特徴で、その甘さと酸味は贈答用にも最適な一品です。さらには、青森県認証特別栽培米「あきたこまち」と、平川名物「サガリ」のセットも出品。これらは地元農家のこだわりが詰まった商品で、炭火焼きのサガリは今回のSERIまつりで初めて真空パックされたものです。

このオンラインSERIまつりは、参加費無料で、競りに物品を出すだけでなく、地域の特産品に触れる良い機会となりました。さらに、イベントには地元を代表する紹介者が務め、より多くの参加者が地域の魅力を感じられるように配慮されています。競りの参加者だけでなく、ただ見学したい人も大歓迎とされている点も魅力の一つです。開催場所は平川市の道の駅いかりがせきで、オンラインで繋がりながら生産者たちが自慢の品々を紹介します。この試みを通じて、平川市の魅力を再発見し、いつか訪れたいと思ってもらえるきっかけになることを期待しています。

このイベントの告知や詳細な参加方法については「#みてみて平川」のウェブサイトが用意されており、誰でも参加しやすい環境が整えられています。地元産品を愛する人々にとって、このオンラインSERIまつりは新たな出会いの場となることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人平川市観光協会
住所
青森県平川市猿賀石林94
電話番号

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