Platform Engineering 2025
2025-07-18 12:50:53

AI時代の開発現場を革新するPlatform Engineeringの祭典

AI時代における開発現場の新たな挑戦



2025年9月18日、一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会が主催する『Platform Engineering Kaigi 2025』が開催されます。テーマは「Beyond Boundaries ~すべての境界を、可能性に変える~」。このカンファレンスでは、AI技術の進化とそれに伴う開発プロセスの変化を探求していきます。

認知負荷の増加と新たな挑戦



アプリケーション開発の現場は、近年多くの変化を経験しています。コンテナ技術やDevOpsの普及によって開発が容易になった一方で、複雑な技術や新しいツールの増加は開発者の負担を増大させています。これに加えて、生成AIの登場が開発者にとっての新たな挑戦をもたらしています。特に、AIを利用したペアプログラミングや自動コード生成は、開発の効率を向上させる反面、より多くの知識やスキルの習得を求められることで、認知負荷をさらに増加させています。

この状況では、開発者が持つあらゆる知識が試され、生産性の低下につながるリスクが存在します。ひとたび新技術を導入しても、それがうまく活用できなければ、本来の効率を発揮することはできません。

直面する3つの境界



今回のカンファレンスでは、現代の開発現場における3つの主要な境界について議論がなされます。
1. 組織の壁:チーム間の透明性の欠如やサイロ化が問題視されています。
2. 技術の壁:従来技術に加えて、AIや機械学習ツールの急速な増加により、技術の複雑さが増しています。
3. 文化の壁:従来の開発プロセスに固執し、新たな変化を受け入れられない文化が根付いています。

Platform Engineeringの必要性



このような課題を解決するため、Platform Engineeringへの関心が高まっています。これは、適切なチーム構成や共通プラットフォームの構築を通じて、認知負荷を軽減し、組織の柔軟性と生産性を実現するためのアプローチです。この手法を用いれば、技術的な障壁を乗り越え、開発現場の可能性を広げることができます。

昨年のカンファレンスでは約1000名が参加し、高い満足度を得ました。今年のイベントでは、AI時代の新たな課題に対処するためのセッションが準備されています。

キーノートスピーカー



本イベントで特に注目すべきスピーカーは、Trifork UKのCTOであるNicki Watt氏。また、GitHubのシニアアーキテクトである服部佑樹氏も登壇します。彼らは、それぞれの立場から最新のトレンドや実践的な知見を共有します。特に、企業のサイロを解消するための「インナーソース」の推進について話される予定です。

学べること



参加者は、Platform Engineeringの最新のベストプラクティスや実際の導入事例、AIを活用したプラットフォームの構築法、セキュリティと開発生産性の両立など、幅広い知識を得ることができます。

開催概要


  • - 名称:Platform Engineering Kaigi 2025
  • - 日時:2025年9月18日(木)10:00~18:00
  • - 形式:ハイブリッド開催(現地+オンライン)
  • - 参加費:現地参加 4,000円(早割 2,000円)、オンライン参加は無料
  • - 現地会場:中野セントラルパーク カンファレンス

参加登録


事前登録が必要です。詳細は公式ウェブサイトをご参照ください。
Platform Engineering Kaigi 2025 Official Site

このカンファレンスは、AI時代の開発の最前線に立つ絶好の機会です。多くの専門家との交流を通じて、テクノロジーの未来を一緒に切り拓きましょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会
住所
東京都中央区銀座1丁目12番4号N&E・BLD.6F
電話番号

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