2025年大阪・関西万博国連パビリオンへの『るるぶ』の寄贈
2025年に大阪で開催される関西万博において、国連パビリオンに向けてJTBが寄贈した書籍は、19種類、合計約36,000冊にも及びます。この寄贈は、国連パビリオンが掲げる「⼈類は団結したとき最も強くなる」というテーマに沿ったものであり、未来を担う子どもたちに持続可能な発展の重要性を歌うものです。
国連パビリオンの目的
国連パビリオンでは、35の国連機関および15の国連事務局の部局が協力し、持続可能な開発目標(SDGs)など、世界が直面する様々な課題について展示やプログラムを行っています。特に、未来のリーダーとなる子どもたちへの教育は重要視されており、国際的な協力とそれによって実現される持続可能な未来のビジョンが伝えられています。
書籍寄贈の意義
JTBが寄贈した『るるぶ』シリーズは、子どもたちにとって身近で親しみやすい内容に仕上げられています。特に、「マンガ」と「クイズ」を取り入れた「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ」シリーズにより、子どもたちが楽しみながら学べるよう工夫されています。この取り組みにより、訪れた子どもたちの学びの機会が広がり、興味や探求心の高まりを促進します。
配布会や寄贈の詳細
寄贈された書籍は、国連パビリオンに訪れたすべての子どもたちに配布される予定です。配布会は、指定された日程で行われ、来館者に対して書籍が実際に手渡されます。各日に配布される書籍の内容は異なり、来館者が自ら選ぶことはできませんが、どの書籍も子どもたちの学びに寄与するものとなっています。
JTBのコメント
JTBの執行役員である北村豪氏は、国連グローバル・コンパクトにも参加しており、持続可能な開発を支援するための努力を続けています。彼は、「るるぶ」を通じて子どもたちが国連パビリオンを訪れることで新しい興味を持つことを願っていると話しています。このような取り組みを通じて、子どもたちの未来にも好循環をもたらすことが期待されているのです。
国連のコメント
国連事務次長補のマーヘル・ナセル氏も、JTBによる約36,000冊の寄贈に感謝の意を示しました。彼は、寄贈された書籍が子どもたちの心に響き、未来のリーダーとしての素質を育むきっかけになると確信しています。持続可能な開発を目指す姿勢は、平和や尊厳を確保した健康的な地球を築くためには欠かせないものです。
るるぶブランドの魅力
『るるぶ』は、日本国内外に多くの旅行者に利用されている情報ブランドで、1973年の誕生以来、様々な地域の魅力を届けてきました。旅行やライフスタイルに関する情報を充実させ、近年ではデジタルコンテンツの展開も積極的に行っています。人々の知的好奇心を満たすため多角的な情報発信を行い、豊かな生活を実現するためのサポートを続けています。これからの時代、子どもたちが持つ好奇心を育むことがますます重要になっていくことでしょう。